映画「シンプル・プラン」2005/12/18 10:05

大金を見つけた男三人の物語。

大金を見つけた男三人は、
兄弟2人と兄の知人一人で、
大金について揉め事が何回も起きます。
兄は、弟と知人の間に挟まれて、可哀想です。
「どっちの味方なんだ?」と両方に言われているみたいですし。

大金になると、やっぱり人って変わるみたいですね。
皆、頭がおかしくなっています。
弟の妻も、大金の事を知って、弟にいろいろと提案します。
提案して、自分の手を汚さない。一番悪い奴かもしれません。

弟は、ちょっと汚いように見えました。
兄を利用して、自分を犠牲にしていないように見えました。
兄と合わせた話は、自分が何もしていないようにするし。
最後も…。

一つの嘘が、また別の嘘をつく事になります。
やっぱり嘘は良くないですね。

後味は、悪いです。救われないですね。
最後の弟の行動は、「良し!」と思ったのですが、
いろいろとあり過ぎました。後悔しますね。
悪い事は言いません。大金を見つけたら、警察に届けましょう。
私は、子供の時に、10円拾って、警察に届けて、
小さな賞状をもらいました。今だと、どうなんですかね?

映画「マンハッタン殺人ミステリー」2005/12/18 22:31

皮肉屋の夫と、冒険心を持つ妻が殺人事件に巻き込まれる物語。

知り合ったばかりの隣の部屋の老夫婦の夫人が心臓麻痺で亡くなります。
老夫婦の夫の明るさが気になり、妻は老夫婦の夫人は殺されたと疑います。
そして、夫の心配をよそに、妻は調査を開始します。
推理する妻の近くで、ゴチャゴチャ言う夫の姿が面白いです。

奥さん、凄すぎです。ちょっとやり過ぎです。気分は探偵ですね。
奥さんのやり過ぎた行動を知った夫の慌てぶりも可笑しいです。
機関銃のようにしゃべまくります。

また、あるシーンでは、妻がいろいろと捜査している後を
夫がゴチャゴチャ言いながら付いて行きます。この行動も面白いです。

夫婦二人でエレベーターに乗っていると、エレーベーターが止まります。
夫は、閉所恐怖症で、パニックになります。その姿もいいです。

夫婦は、知人達と協力して、ある作戦を実行して、
犯人を捕まえようとします。
作戦を実行している姿は、ちょっと子供のように見えました。
楽しそうにやってます。

作戦は、ある小説を基にしていて、その作戦の結果も解っているのですが…。
肝心なところが抜けていますね。誰も用心しなかったんですね。

夫と妻の掛け合いがとっても良かったです。
見ていて楽しいです。本人達は楽しくないかもしれませんが。
いいですね、この夫婦。

初めて、ウッディ・アレンの映画を見ました。
とても面白かったです。飽きませんでした。
他の作品も見てみたいと思いました。