映画「列車に乗った男」2005/12/20 02:09

初老の男と中年男の奇妙な友情物語。

列車でやってきた中年男は、
薬局で会った初老の男の家に土曜日まで泊めてもらいます。
初老の男は、詩を教えていた元教師で、現在は一人暮らし。
誰とも、話していなかったせいか、中年男に畳み掛けるように話します。
初老の男の生き生きとした姿、中年男の「まいった」という表情が面白いです。

二人とも土曜日予定があります。
初老の男は手術。中年男は…。

初老の男は、映画好きで、映画の世界に憧れています。
中年男に頼んで、初めての体験をします。
もう気分は映画の主人公となっている初老の男がちょっとだけカッコイイです。
また、勝手に中年男のある物を使って、一人芝居もします。

初老の男と中年男は、
最初、一方的に初老の男が話してばかりいて、話が続かないのですが、
日を追う毎に、仲が良くなります。
お互いに相手の無いものを与えます。
夜、二人並んで、テラスにいるところを見ると、微笑ましいです。
まるっきり正反対の二人がこうなるなんて、いいですね。

初老の男は、思い切って髪型を変えて、イメチェンします。
かなりのお茶目さんです。可愛いです。
イメチェンの効果は…。

中年男は、ある目的で、初老の男の住む街に来ました。
その目的が達成されるのか、されないのかで、
少しだけハラハラしましたが、
初老の男の手術が成功するのか、しないのかで、
ハラハラする事はありませんでした。
何故なんでしょう…。
手術当日に初老の男は、病院へ行くんです。
手術前日に、病院にいないなんて、
初老の男は、そんなに重い病気では無いと思っていたからでしょう。
ちょっと違和感ありました。
初老の男の手術は…。

スーッと見終わってしまいました。
年齢の違う者でも友情はありえるんだという事と、
年齢に関係なくチャレンジ出来るんだという事を見せてもらえました。
私も頑張ろうと思いました。

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