映画「みなさん、さようなら」2005/12/31 16:43


死を迎える父親と、父親の最後のためにつくす息子の物語。


ある日、母親から父親の状態が悪化したと連絡があり、
息子は父の元へ行きます。
父親とは仲が悪く、会えば喧嘩しているみたいでした。
息子は友人の医者に父親のデータを見てもらいましたが、
本当に父親が悪化している事が解り、父親の望みを叶えようとします。
いくら、どんなに仲が悪くても親子なんですよね。


父親の望みは、友人に囲まれる事でしたが、
実際には、誰も見舞いに来ていませんでした。
息子は、父親の友人に連絡を取り、友人達は父親に見舞いに来ます。
いい息子ですね。すぐ実行しますね。さすがです。
また、友人もいい人達ばかりで、
一回だけでなく何回も見舞いに来ていました。
本当にいい人達ですね。こういう友人達は大事にしたいですね。


父親は元教授で、教え子も見舞いに来ました。
父親は、「自発的に来てくれた」と言って喜んでいましたが…。
時には、喜んでくれるために騙す事も必要ですよね。
息子も本当はツライはず、父親が喜ぶならばとした行動だと思っています。


息子は、金持ちで、父親に出来る事はなんでもしてあげました。
病院の部屋を模様替えしてしまうなんて、
ちょっと考えられなかったですが、これも父親のため。


父親の痛みが強くなってきたので、息子は友人の医者に相談します。
そして、薦められた事を実行します。
また、その方法によって父親は危険な目にあいます。
愛あらばなのでしょうか。この方法以外に何かなかったのでしょうか。
ちょっと悲しいですね…。


父親は、最後に湖畔の別荘に行きたいと言い、
息子はその望みを叶えます。
その別荘に友人も招待して、食事をしたのですが…。
悲しいですね。父親の体が衰えている事が解って嫌でした。
この頃の父親の顔が最初よりも優しい雰囲気を出しているような気がしました。
最後は、皆で父親を見送りました。この見送りは、本当に悲しいですね。
父親を楽にさせてあげたいという皆の気持ちがあるからこそですよね、きっと。


父親は途中、死にたくない、死ぬ意味を見つけないとと言っていました。
この言葉はとても印象的で、心に残りました。
死ぬ意味を考えるあたりが教授ですね。


皆に囲まれて、最後を迎えた父親は幸せ者ですね。
父親のために、いろいろと頑張った息子には感動しました。
私も親孝行出来るように頑張りたいと思いました。

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