映画「グッドナイト・ムーン」2006/01/29 01:31

離婚した夫婦とその子供たちと元夫の恋人の物語。


単純な子供を巡る母親と元夫の恋人の話だと思っていたのですが、
いろいろとあって、単純ではありませんでしたね。

この映画で気になったのは、男の自分勝手な行動でした。
元妻が呼び出したのに、先に男の方が話してしまうし。
子供たちに相談もせずに、ある事を決めてしまうし。
何と言っても、ベットで恋人に糸を使ったある事は見ていて驚きました。
こんな事をよく平気で出来るなぁ、なんて。

元妻には誰にも知らせていない事がありました。
その事を知った子供の姉の方は荒れます。
これは当然の事だと思いましたよ。
自分でも、どうにかなると思いますモン。

子供(弟)を演じる子役の演技の上手さにも驚きました。
本当に演技してるとは思いませんでした。

元夫の恋人と子供たちが仲良くなるのを見る元妻は複雑ですね。
自分の場所が無くなってしまう、子供たちが離れて行くと
思ったのでしょうか、元妻は夫の恋人のアイディアを奪います。
これにはショックの夫の恋人。
両方の気持ちが解ってしまって、悲しかったです。

母親と子供たちが音楽に合わせて踊るシーンがありました。
これは見ていて、楽しかったです。
子供(弟)の表情がいいです。面白かったです。

映画「ビデオドローム」2006/01/29 10:52

あるビデオを見たテレビ局社長の物語。

あるテレビ局の社長は面白い番組を探していたのですが、
盗視聴したとても過激な番組に興味を持ちます。
この番組が「ビデオドローム」で、内容は拷問、殺人と、
とても一般的ではありませんでした。
人が鞭で打たれる映像だけだったので良かったのですが、
もっと過激な映像もあるかと思うと恐ろしい番組ですね。

社長はビデオを家に持ち帰り、
社長の恋人は、そおビデオを見て、出演したいと言いました。
どうして出演したんだろうと思っていたら、
彼女は自分の体を虐めてましたねぇ。Mなんですね。

「ビデオドローム」という番組を見ると、ある変化があらわれます。
それは、とても気持ちが悪く、
実際に自分にも起きたら、頭が変になりそうですね。

現実の世界なのか、それとも別世界なのか、
最後には解らなくなってしまいました。
古い雰囲気と、CGを使っていない映像が
現実に起こりそうな感じがして恐かったです。

映画「スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする」2006/01/29 13:32

ある男性の物語。

主人公の男性は、ある施設のようなところに行きます。
そして、そこから、いろいろな出来事が起こるのですが…。
最初は何がなんだか解りませんでしたが、
途中から、「あっ!これはっ!」というようになってからは、
この不思議な世界を楽しめました。

いろいろと謎がありまして、
どうしてこうなっているんだろうと、
いろいろと考えながら見る事が出来て面白かったです。

主人公の男性がゆっくりと歩くシーンはなんだか解りませんが、
妙に和んでしまいました。映像も綺麗に見れました。

主人公が見守る少年はある時点から可哀想な事になってしまいます。
解っていながら、どうする事も出来ず、
悔しい思いをしていたのでしょうか、
最後に、少年はある行動に出ますよね。
どういう気持ちなんでしょうかね…。

主人公の男性を演じた役者さんは凄いですね。
精神的にどこか病んでいる感じが出ていて良かったです。
静かな演技というのでしょうか…。

内容的には悲しいのですが、
それよりも不思議な映画という印象が残りました。
1回目でいろいろな事が解った事によって、
2回目は違った見方が出来そうですね。
この映画は再度日を改めて見てみたいと思いました。

映画「クリップス」2006/01/29 15:33

死刑囚の元ギャングのリーダーの男の話。

作家の女性があるギャングの事についた本を製作するために、
死刑囚となっている元ギャングのリーダーと面会します。
元ギャングのリーダーは女性を警戒します。陥れるつもりかと。
今までに何人かと同じような事があったみたいですね。
いい結果ではなかったみたいで、
そんな事があれば中々、人を信用できなくなりますよね。

ある事をきっかけに作家の女性と元ギャングのリーダーの間に
信頼関係が生まれました。
そして、
元ギャングのリーダーは作家の女性にある頼みをするのですが…。
何も知らずに、この映画を見ましたので、
予想外の展開に驚きました。
元ギャングのリーダーは、刑務所の”長老”に影響を受けたんですね。
いい方向に進むのは見ていて気持ちがいいです。

元ギャングのリーダーが何故ギャングを作ったかの話は、
ちょっと可哀想でしたね。
私も同じようなけ経験(喧嘩ではないですよ)がありますので、
ちょっとは気持ちが解りました。
大人は大丈夫かもしれませんが、子供には大変な事なんですよね。

元ギャングのリーダーは刑務所に居ながら、
作家の女性の援助で次々と行動を起こします。
現実的には無理かもしれませんが、
同じような事をしている人がいたら、凄いなぁと思いますね。

時々、元ギャングのリーダーはいい事を言います。
その言葉に幾つか鳥肌が立ってしまいました…。

映画の内容とは関係ないのですが、
アメリカの刑務所での面会には、二人と隔てる壁が無いんですね。
これには驚きました。
元ギャングのリーダーと母親が抱き合ってましたし。
日本とは違うんですね。

元ギャングのリーダーはちょっと悲しそうな顔をしていました。
本当に元ギャングのリーダーだったとは思えなかったです。
外見で判断するのは良くないですね、反省…。

死刑囚の元ギャングのリーダーを
援助している作家の女性が被害者の家族に襲われます。
作家の女性がその人に言った言葉には納得しました。
作家の女性は正しいと私は思います。

元ギャングのリーダーの活躍は続きます。
最後には世間から評価を受けました。
これにも驚きました。
「もしかして実話だったりして?」なんて事を考えてしまいました。

とてもいい話でした。悪い事をして、反省し、良い事をする。
悪い事は決して許されない事だけれども、
それを痛く反省していましたね。
人間、やる気になれば出来るところを見る事が出来て、
いい気分になれました。見て良かったです。