映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」2006/02/13 23:53

死が近い二人の男性の物語。

病室で知り合った二人は死が近い事から意気投合?し、
骨肉腫の男性が海を見てみたいとの事で、
二人して、海を目指します。
病院の駐車場である車を盗み、病院から脱出。
盗んだ車はギャングの物で、男性二人はギャングから追われます。
また、海までの道中、死が近いということなのか、
男性二人は、いろいろとやらかします。
果たして、二人は海を見る事が出来るのか…。

いやー、良かったです。友情物っていいですね。
性格の正反対な二人が仲良くなり、
一つの目標に向かっていくなんて、いいですねぇ
二人とも死が近いというので、
悲しい方向に向かうものだと思うのですが、違いますよねぇ。
妙に明るいところもありますよねぇ。
ただ、脳腫瘍の男性が苦しむ姿を見ると、
悲しい現実に戻ってしまって、見ていて苦しくなりました。

この映画の二人は死が近いって事で、
いろいろとやりますが、
ちょっとうまく行き過ぎなような感じにも見えましたねぇ。
銃ひとつでここまで出来るとは思えません。
が、ひょいひょいとクリアするのが見ていて楽しいです。

病人2人に対抗したギャングの手下2人。
こちらも可笑しかったですね。こちらも正反対の2人ですね。
一人が怒りっぽく、一人が制する。
2人ともどこか抜けているところが面白いです。
ひいてしまった少年にある物を渡そうとしたり、
自分達と同じ車だと思って、車を盗まれたり。
ただ、銃撃シーンで、
「あっ、この2人がギャングなんだ」と実感しました。
2丁拳銃はカッコイイですね。
2人もカッコイイのですが、なんと言っても最後に登場するギャングのボス。
最後の方で登場しての行動には撃たれました。
やっぱりカッコイイですね。心意気がいいですね。
さすが統括する人は違うなぁと思いました。

病人2人が願い事リストを作成するシーンは子供みたいでしたね。
本当は全部出来たらいいのでしょうが…。
このシーンでは、
脳腫瘍の男性には、意外と親孝行で驚き、
骨肉腫の男性には、凄い事を思い付くなぁと関心しました。
自分だったら、最後の願い事は好きな人と過ごしたいですねぇ、なんてね…。

面白いシーンが何箇所もありました。
脳腫瘍の男性と小さな少女が向き合うシーン。
2人の無言のやりとりと、彼が少女にある物を渡すのですが、
そのある物を渡された少女の反応の無さが面白かったです。
少女にとってなんともない物なんですかね。
この後、少女が渡された物をどうしたのか気になりました…。
あとは、警察のある人がヘリコプターを略して言うところなんて、
どうしてそう略すかなと思いながら、
まじめに言っている彼がとても可笑しかったです。
あとはですね、道一杯のパトカー。
これは実際にあったら、凄い迫力だろうなと。
パトカーのまじめさにも笑いました。

最後のシーンはいいですねぇ。良かったです。
ネタばれになってしまうのですが、
2人の行く先に海がパーっと広がるシーンは良かったですね。
感動しました…。

見て良かったです。ちょっと興奮しているかもしれませんね。
90分の映画とは思えないです。
もっと長かったような感じに思えます。
友情物っていいですねぇ。
正反対の2人がってところがいいですね。
2人の先は悲しい方向となっているのが残念ですが、
自分の望みを果たす事が出来た事で、
その悲しい部分をあまり感じる事無く、
見終える事が出来ました。
私ももし病気になったら、彼らのように、望む事をしたいですね。
だからと言って、犯罪は出来ませんが…。