映画「陽だまりのイレブン」2006/03/17 01:12

ジーコとサッカー少年達の物語。

ジーコがサッカーを学びたい少年達を募集し、
22人の少年を選んだ。(その中には少女もいるんだけど。)
22人に選ばれなかった金持ちの息子が
父親に頼んで、ジーコのコピーが欲しいと言い、
父親に命じられて、遺伝子の博士がジーコのコピーを作ったのですが…。

はっきり言って、題名と映画の内容が全然合いません。
もうビックリしました。どこから、この題名が来たのだろうか。
まさか、この映画のDVDの隣にあった
似たような題名の映画からじゃないだろうなぁ。
イレブンってあるけど、少年は22人いるし。
サッカーだからって事で付けたのかなぁ。

サッカー好きの少女が少年に化けて、
ジーコのサッカー合宿に参加します。
でも、どうしても女の言葉や行動が出てしまい、
皆に怪しまれます。
いつ少女だとばれるのか、
それともばれずにいられるのかという事で楽しめました。
でも、ちょっと無理あるかなぁ…。

この映画は、あのジーコが出演。
どうせ、ちょっとしか出ないんだろうと思っていましたが、
ほとんど出ていました。
演技が上手いかどうかは私には分かりません。
サッカーやってるシーンもありましたね。
ちょっと長いような気もしましたが、
サッカーやっている時のジーコは楽しそうです。

ジーコが遺伝子の博士によって、
コピーされてしまい、「ジーコピー」が誕生します。
映画の中で「ジーコピー」と訳されていましたよ。
どうですか?このネーミング。
駄洒落ですよ。苦しいですが。
コピーする機械もなんだか寂しいです。
しかも、コピーされると副作用が出ます。
この副作用は、どうして起こるのか理解出来ません。
コピーされた時の状態からは、
とてもそんな事が起こるようには見えません。
不思議です…。

少年に化けた少女は、ジーコがコピーされた事を知ってしまい、
皆に言うのですが、誰も信じてもらえませんでした。
そこで、少女一人でどうにかしようと頑張ります。
少女が博士に見つかった時の逃げ方は頭がいいと思いました。
これは子供にしか出来ないですね。
大人がやったら無理がある。
この少女、頭がいいです。賢い。

最後に、選ばれた少年チームと、
選ばれなかった金持ちの息子のチームが試合をします。
これは見ていて楽しかったです。
みんなサッカー上手だなぁ。

ネタばれになってしまうんですが、
ジーコとジーコピーが出会ってしまい、合体します。
その時にですね、
ジーコピーが身に付けていたある物まで合体してしまいました。
これは凄いですよ。ジーコピー全部がジーコに取り込まれたんです。
ジーコの体は大丈夫なのでしょうか?
これはもうファンタジーの世界ですね。

最後の最後のシーン。
ジーコ・サッカー・センターでのシーン。
多分、見た人全員が唖然とするでしょう。
何故、こんな事が起きるの?と疑ってしまいました。
これは驚きました。もうこの映画は何でもありですね。

楽しかったです。
話が変わっていて、良かったです。
現実の世界ではなく、ファンタジーの世界ですね。
ジーコはよく、この映画の仕事を引き受けたと思います。
偉いです。この映画を作ってくれて、ありがとうと言いたいです。
とにかく、凄い映画です。