映画「ジキル&ハイド」2006/04/29 22:59

ジキル博士の家に仕えるメイドの物語。

ジキル博士とハイド氏の物語を知らなかった私にとっては、
こういう物語だったのかと今更ながら分かりました。

この映画の主人公はジキル博士の家に仕えるメイドなんですが、
この人はこの映画だけのキャラクターなんですかね?
本当?のジキル博士とハイド氏も見ないと駄目ですね。

ジキル博士とハイド氏の関係はちょっとだけですが、
知っていたので、いつ謎が明らかになるか、
ワクワクして見ていたのですが、
ん?主人公がメイドという事もあるので、
なかなか自分が知りたいシーンが出て来ないので、
だんだんとテンションが下がってきてしまいました。
単純に主人公がメイドの映画として見ていれば、
最初から、それなりに楽しめのではないかと、ちょっと後悔。
どんな映画も先入観を持ってみては楽しめませんね。
無の心が必要ですね。

メイドさん、子供時代にとても酷い目にあってますね。
しかも、父親に…。
なんて父親なんですかね。
それを見かねて助けたのは、やっぱり母親でした。
その母親との久し振りの再会は悲しいものでした。
その後に、例の酷い父親とも再会するんですよ。
その時に、父親が言った最後の言葉は、自分勝手です。
最後まで、自分勝手な父親ですね。

ジキル医師(博士)は、ある日から診察をしなくなったんですが、
それでも使用人が5人いるんですよね。
お金はどこから来るんですかね。蓄えが結構あるんですかね。

ハイド氏は不気味ですね。話す事も変だけど。
でも、ジキル医師もジキル医師で、病弱で不気味でしたね。

ハイド氏がカップを割った後にメイドが泣くシーンがあったんですが、
メイドはハイド氏の事を分かってしまったから、
泣いてしまったのかなぁと勝手に解釈してしまいました。
違いますかねぇ。

ハイド氏が注射をした後のシーン。
気持ち悪かったです。
と言っても、変な映像はちょっとしか出て来ないのですが、
最初から最後までを想像してしまいまして、気持ち悪くなりました。
徐々になるのかなぁと思っていたのですが、
あんなふうになるとは想像付きませんでした。

最後は悲しい結末でしたね。
メイドの恋も終わったんですよね。
しょうがないんですよね。

正直に言いまして、物足りないような感じがしました。
何が物足りないのか分からないのですが、何かが…。
話の盛り下がりがなかったのかなぁ。
ずっと平坦なような感じもしましたね。
ハラハラする場面もそんなにありませんでしたし。
でも、マルコビッチの怪演が見れたのは良かったです。
あと、ジキル博士とハイド氏を見てみたくなりました。

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