映画「パニック・ルーム」2006/05/20 01:47

母と娘が強盗に襲われる物語。

可哀想な母娘でしたね。
離婚して、家を追い出されて、
新しい家での初夜に強盗に襲われるなんて。

新居は二人で住むには大き過ぎるんじゃないのかな?
掃除とか大変そうだし。(それは業者がするのかな。)
私だったら、この家には住まないなぁ。
でも、老後の事を考えて、エレベーターがあるのはいいですね。

母親が娘が寝る前に言った言葉
「嫌になるほど、愛してる」
なんかいいですね。
これは親子間ですが、好きな人に言われたら嬉しい言葉ですよね。

カメラの動きが面白いですね。
僕はこの動き好きです。

強盗のリーダー(?)はちょっと抜けてますね。
どうして、こんな人が仕切ってるんだろう。
しかも、へなちょこだし。
マスクマンは顔を隠しているだけあって、
一番恐い事言ってるし、してるし。
一番まともなパニック・ルーム関係者によって、
少しだけ救われますね。
やりたくてやってない事が表情で伝わってきて痛いですね。
でも、犯罪者なんですよね。
複雑だ…。

パニック・ルームに入っている母娘と、
パニック・ルームに入りたい強盗。
二組の攻防戦は面白いですね。
ハラハラしました。

娘が病気持ちで、体調が悪くなるなんて、
ありきたりなんですが、ハラハラしました。

チカチカライトはもう少しやった方が良かったんじゃないかと。
そうすれば、やられてる人が警察に連絡して、
すぐ助かったかもしれないのに。

パニック・ルームがちゃんと機能していない事が間違っていたのかな。
今、振り返ると、登場人物が予想していない事が起こって、
こんな風になってしまったみたいですね。

面白かったです。
この映画は好きですね。

映画「マンハッタン」2006/05/20 11:15

作家志望(?)の男の物語。

ハンサムでもないのに女性に持てるのは、
話が面白いからですかね。
その点では勉強になりました。
外見ではないんですね。
主人公の男は、知識が豊富そうです。
42歳の主人公は17歳の少女と付き合っています。
ちょっと離れ過ぎではないかと思いましたね。

「ガンジー式生活」という言葉が面白かったですね。
あまり物を食べない、贅沢しない生活という事なんでしょうか。
ガンジーについて知っていたら、もっと面白い言葉だったかも。

主人公の男の別れた妻(元妻)は、
別れた後、ある人物と暮らしています。
普通の男だったら、ショックですよね。
しかも、元妻は彼との生活を本にしようとします。
いわゆる暴露本みたいな本ですよね。
こういう本を書いてる人は、
真実を皆に知ってもらいたいと言っていますが、
私には売れるため、有名になるために
やっているとしか見えません。
相手の嫌がる事を書いて、
公表するのはちょっと嫌ですね。

主人公の男は友人が不倫している女性とも親しくなります。
最初は、この嫌味な女はなんだ?と私も思っていました。
その後、見ていく内に、いい面が表れて、
こういう人もいいなぁと思いましたが、
自分の事を「美人でインテリ」というのは自信過剰では?
この言葉で醒めました…。
彼女が元夫と偶然会うのですが、
その元夫も主人公の男とどこか似てますね。
やっぱり外見ではなく中身なんだなぁ。

私には、この映画は単調でした。
大きな山場はないように見えました。
大人の映画なんですかね。
いくつもの恋愛をした方々にはいいかもしれないですね。
ぜひ、いろいろな恋愛を経験した後に、見てみたいですね。
白黒の映像なんですが、
あまり気にせず見る事が出来ました。
よく考えて後悔の無いように、
行動、発言する事も大事だという事も教わりました。