映画「リベリオン」2006/06/19 00:19

薬で感情を抑えている人々の世界で生きる男の物語。

主人公の男は薬で感情を抑えている人々の世界で、
薬を使用せず感情を持つ人々を逮捕する使命を持っています。
彼も薬で感情を抑えているので、
犯罪者を無表情で殺します。
しかし、ある出来事をきっかけに彼は薬を使用しなくなり…。

いやぁ、恐い世界ですね。
薬で皆、支配されている世界です。
皆、無表情だと思ったら…。
あれぇ?大声出してる人がいる。
大声を出せるって事は感情を大いに出してるような気がするんだけどなぁ。
違うかなぁ…。

当然ですが、こんな世界は嫌です。
芸術品(絵画、音楽、本、etc)が無い世界ですよ。
映画のフィルムも燃やされてたし。
感情で争いが起こり、戦争が起こったから、
戦争を起さないために薬で感情を抑えているのですが、
やっぱり自由な世界の方がいいですね。

犯罪者の処刑のシーンは見るの嫌だった。
ちょっと残酷ですね。
特に最後の処刑シーンは見たくなかったですね。

ちょっと主人公が感情を取り戻すのに時間が掛かり過ぎのような。
でも、その分のうっぷんをはらすような、格闘シーンはすげぇです。
もう、「すげぇ!すげぇ!早ぇ!早ぇ!」と連続で言ってました。
この格闘シーンを見るだけでも価値ありです。

新しいパートナーとの格闘には…。
これは見て下さい。
やっぱりなという感じです。

最後の格闘シーンも凄かった。
簡単にはやられないのは当然なので見ごたえ十分です。

あと、ひとつやられました。
これには驚いた。
もう凄いなぁ。
なんで見破れなかったんだろう。
賢いなぁ。
そう言えば、道で監視しているのもそうだよな。
でも、道で監視しているのは恐い。

この映画は内容うんぬではなく、やっぱり格闘シーン。
見て欲しいです。スッキリしますよ。
主人公の人、すげぇなぁ。