映画「ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」2006/06/30 00:56

心理学の博士と娘の物語。

主人公の心理学の博士の妻が突然、家のバスタブで自殺します。
その事が原因で娘は心を閉ざし、入院。
博士は娘のために田舎での生活を決め、引っ越します。
そして、引越し初日に、
娘は新しい友達「チャーリー」と出会ったのです…。

チャーリーについて娘は話してくれません。
どうして話してくれないのか疑問でしたが、
よく推理してみれば分かりますよね。
私は予想が当たってしまいました…。
当たって欲しくなかったです。

田舎の街で娘に会った人は決まって、
「かわいい」といいます。
誰からも言われるので、とても不自然でしたね。
これもチャーリーの正体を知るヒントになってたんですね。

隣のご主人、恐かったなぁ。
どうしちゃったんでしょうか。
あの気迫。
自分の娘と博士の娘をダブらせてしまったんですかね。
だからって、夜中に博士の娘に会いたいのは、
ちょっとまずいですぞ。

妻がどうして娘のいる家で自殺したのかが
謎で謎でしょうがなかったです。
普通、娘のいる人が簡単に娘のいる家で自殺します?
本当に切羽詰っていたら別かもしれないですけど。
くらなんでも、娘には自殺した後の姿は見せたくないでしょう。
違いますかねぇ。

全てを見終えての感想は悲しい物語ですね。
登場人物全ての人達が何かしら暗い過去を持っているようで。
最後のシーンも良かったのも束の間、
「なんとぉ!」と思いました。
こんな終わり方は後味悪いですね。
謎もよ~く推理すれば分かるという
見ている人が違った意味で
気持ち良くなる映画でもありました。