映画「さよなら、さよならハリウッド」2006/07/04 00:28

落ち目の映画監督の物語。

落ち目の映画監督が元女房から大作映画の監督の仕事が来た。
これを逃したら、もうチャンスは無いと、大作映画に望むのですが、
撮影初日を前に彼は目が見えなくなってしまったのですが…。

監督と元女房との久し振りに再会するシーンの会話。
いいですね。言いたい事言って。
仕事の話に戻ろうとしようとしても、
話が別の事になってしまったり。
周りの人に言いふらしたり。
見ていて、面白いし、楽しいシーンでした。

ストレスから来る失明というのがある事に驚きました。
監督がこんな事になってしまって、
映画の撮影はご想像通りです。
そのはちゃめちゃぶりが面白いですね。

目が見えない演技って大変そうですよね。
監督が誰かと1対1で話をするところは、
目が見えない事がばれてしまうのではないかというハラハラ感と、
目が見えないためにやってしまう行動のおもしろさが
混ざって楽しいです。
目が見える人ならしない事をしても、
皆、気が付かないものなんですかね。
監督がちょっと変わった人だという事で、
ばれないのでしょうかね。

あるところで監督は目が見えるようになります。
そうなると、撮影したものを見ますよね。
その撮影したものを元女房と見ている時の
監督の顔が良かったですね。
面白かったです。

最後は映画が完成し、公開されて…。
これはありそうですね。
いろいろと違いますからね。
この結末は予想していませんでしたね。

ウディ・アレンの映画はやっぱり好きですね。
面白いです。
相変わらず、よく話すなぁと関心してしまいます。
静かな役を演じている事もあるんですかね?
それにしても元気だよなぁ。
監督もやって、演技もして、脚本も書いてるんですよね。
才能があってうらやましいです。