映画「影のない男」2006/07/28 01:13

殺し屋の物語。

秘密捜査官が殺された。ベットで寝ていた女は無事だった。
殺し屋はポリシーを持っていたために女を殺さなかった。
殺し屋は女を尾行。そして…。
仲間の捜査官が殺し屋を追う。
殺し屋は捜査官から逃げられるのか…。

殺し屋はある事がきっかけで殺し屋になります。
そのきっかけが悲しいですね。
彼の初仕事は彼のための仕事だったんですが、
初仕事を終えた彼は、
どんな気持ちだったんだろうと考えてしまいますね。
それで終わらず、殺し屋を続けていったのは、
どうしてなんですかね。
やっぱり、あの人のため、なんですかね。

殺し屋は秘密捜査官を殺害。
その時にベットで寝ていた女は殺さなかったんです。
その理由がカッコイイけど、
今までよく無事だったなぁと思いました。
その殺さなかった女と殺し屋は再会います。
その再会もなんとも凄いですよ。
そして、2人は…。
いいですね。
殺し屋が段々と「影」を持つようになっていくのが見えて。
ただ、殺し屋は孤独でないと駄目なんです。
女が動くために、殺し屋が危ない目にあいます。
寂しいですが、そういう商売なんですね。

殺し屋を追う捜査官はプロファイリングをします。
殺害現場で彼はある事をします。
被害者と同じ気持ちになるために、
このような行動をとっているんですよね、きっと。

殺し屋が仕事を行うシーン達はハラハラ出来て、いいです。
ホテルのシーンが一番ハラハラしました。
厳重な警備がある中を殺し屋がどう実行するか…。
殺し屋はやっぱり頭がいいですよ。
ただ人を殺すだけじゃないんです。
捜査官も言っていましたが、プロなんです。
人の心理をついています。
こんな事が起こると、人がどう行動するかとか。

殺し屋は捜査官から逃げるために作戦に出ます。
この作戦が成功するか失敗するかでも、ハラハラ出来ました。

ラストシーンで殺し屋は白い服を着てます。
これは完全に「影」を持ったという表れのように見えました。
いいシーンです。

見る前は、
何も期待していませんでしたが、
期待していなかっただけに面白かったです。
こういう映画に出会うと、とても嬉しいですね。

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