映画「法王の銀行家 ロベルト・カルヴィ暗殺事件」2006/09/01 01:09

ある銀行の頭取の物語。

この映画は実際に起こった事件の
判明されている事に基づいて
作成されたそうなんですが…。
私には、さっぱり分かりませんでした。
難しいです。
法王とか、大司教とか、IORとか、分かりません。
駄目ですねぇ。
でも、
主人公の頭取がどうなっていくのかを見るのは、
ハラハラ出来て良かったですよ。
この事件について知っている人が見れば、
もっと楽しめるかもしれませんね。

映画「マーキュリー・ライジング 」2006/09/02 16:32

自閉症の男の子を守るFBI捜査官の物語。

自閉症の男の子は、パズルの本をもらい、
パズルを自分の部屋で解いていた。
そして、男の子はパズルを解いて出た番号へ電話を掛ける。
その後、男の子の両親が…。
FBI捜査官はある事件をきっかけに心に傷を負っていた。
そのFBI捜査官が行方不明となった
自閉症の男の子を捜す事となったのですが…。

自閉症の男の子が解いた暗号(パズル)は、
なんと20億円掛けたそうです。
暗号を作成するのに、こんなにお金が掛かるんですね。
で、その暗号が自閉症の男の子に簡単に解かれたからといって、
暗号を作成した組織がいろいろやっちゃうんですよね。
うーん、実際、こんな事が起きるんのかが疑問なんですが、
自閉症の子が簡単に暗号を解いてしまうのは、
ありそうな気がしますね。
確か、映画「CUBE」の登場人物の中にもいましたし、
その人が活躍しましたからね。

自閉症の男の子の両親は愛情たっぷりですね。
こういう家族いいなぁと思っていたら、
これなんですからね。
いくら映画でも、こういうのは嫌ですね。

FBI捜査官と自閉症の男の子。
最初は男の子が嫌がっていたのが、
「ドライブしようか?」と捜査官が男の子に言った後の
男の子の行動は見ていて、ジーンとしました。
でも、捜査官より、
ある場所で知り合った女の人の方が
男の子と接する時間ような印象を持ちました。
もっと、捜査官と男の子のやり取りがあっても良かったなぁ。
最後のシーンは感動しました。
いいシーンですよね。

暗号作成した組織の親玉は憎たらしくなかったんですよね。
悪役にしては物足りなかったです。
殺し屋?もそんなに憎らしくなかったなぁ。
なんでも消す事で済まそうとするのは頂けないけど。
実際も、こうなんですかね?
だったら、恐いなぁ。
国に関わる仕事は絶対にやりたくないですね。

警備って、何なんですかね?
残業代とか言ってるし。
人の命を守るのが仕事なのに、残業代って?
しかも、帰っちゃうし。
ちょっとガッカリですね。

自閉症の男の子を演じた子は
難しい役を自然と出来るなんて、
凄いですね。

駄目上司って、どこにでもいるんですね。
今まで何やって来たんだろう?
部下から証拠見せられてやっと動き出すなんて、
もっと部下を信用しろっと言ってやりたいですね。
上司が部下を信用しないから、
部下も上司を信用しないんじゃないですかねぇ。

最後の対決シーンも物足りなかったなぁ。
一人対大勢なんだもんなぁ。
しかも、大勢でもかなわないし。
殺し屋のやられ方には「えっ?」という感じでした。
「FBIは何やってんだよ」と。
FBI捜査官はやっぱり強かった。

話が予想通りに行くのがいいですね。
変な裏切りがないのは自然で好きです。
一人の子供の命、大勢の命の選択権しかなかったんですかね?
人の命が懸かっているのならば、
もっと考えて欲しいもんですよね。

映画「恐怖の報酬」2006/09/02 22:49

ニトロをトラックで運ぶ男達の物語。

油田の火災が発生。
その火災を沈めるためにニトロで吹き飛ばそうとしていた。
しかし、普通のトラックで運ぶ事となるため、
トラックの運転手を一人2000ドルで雇う事となった。
そして、4人の男達が選ばれ、
ニトロを運ぶ長い旅が始まったのですが…。

いったい、どこの国なのか、さっぱり分かりませんでした。
油田がある事から、アフリカ大陸辺りの国ですよね?
で、そこに他の国から逃げてきた人々が大勢いるみたいですね。
来るのは簡単だそうですが、国に帰るのは大変みたいですね。
逃げてきた人々は働き口が無いようで、
旅費が稼げないみたいです。
そこに、ニトロを運ぶ2000ドルの仕事と言ったら、
みんな飛びつきますよね。
いやぁ、運転手を選ぶまでは、人間の汚い部分が出ていましたね。
国になんとしてでも帰りたいですよ。
そのためなら…。
もし俺も同じ状態だったら、
運転手の募集になるかどうか考えてみたんですが、
俺はたぶん運転手に立候補しないですね。
その国でどうにかして生きていくようにすると思いますね。
へなちょこなんで…。

ニトロをトラックで運ぶ旅はトラブル続出ですね。
その前にニトロって、どのくらいの衝撃で爆発するんですかね?
このぐらいの揺れだと爆発するのでは?と思ったシーンでは、
爆発しませんでしたからねぇ
それにしても、凄い険しい道を行くんですね。
これでは、いつ爆発してもおかしくないですよね。
この道が近道だったんですよね、きっと。

主人公の男は最初怖気づいていました。
その男の兄貴分のおっさんは度胸があり、頼もしく見えました。
ニトロの旅が続いて行く中で、
だんだんとそれぞれの人間性が出てきましたね。
やっぱり、いつ爆発するかもしれない物を
運ぶんですから、恐くなりますよね。
いろいろあって当然ですよね。

ある障害を乗り越えた時、4人(?)がひとつになった気がしました。
このシーンは良かったですね。
同じ状態の者同士。
こういう連帯感を持てるのはいいですよね。

最後のシーンは、うーん、何でこうなるの?といった感じです。
もっと注意しないと駄目ですよね。
油断は禁物ですね。

約二時間半と長かったです。
途中、ちょっとだれたところもありましたが、
ニトロの旅の数々の障害のシーンでは、
ハラハラ出来て良かったです。
自分は絶対に、こんな事はしたくないですね。
やっぱり、恐いですよ。
へなちょこなんで…。

映画「ZOO」2006/09/03 01:36

5つの物語。

「カザリとヨーコ」

双子の女の子と母親の話でした。
主人公は双子の姉です。
どうしてこうなっちゃうんですかね。
本当に母親って事をしてくれてますよ。
迷子の犬を届けた先の女の人は本当にいい人です。
でもねぇ、こんな事になるなんてねぇ。
妹は酷いねぇ、本当に酷い。人間かよって思いましたから。
でも、姉、賢いですね。
やられました…。


「SEVEN ROOMS」

監禁された姉弟の話でした。
この話は、切ないですね。
5つの中で一番良かったです。
姉の弟を思う気持ちでとった行動に胸が痛いです。
いやぁ、市川由衣って、いい演技出来るんですね。
本当に良かったです。


「So far」

三人家族の話なんですが、
この5つの中で一番嫌いですね。
ひどいですよ、こんなの。
子供に酷い事言わせるし。
子供が可哀想です。
個人的にですが、
子供の演技があまり…。


「陽だまりの詩」

アニメーションでした。
登場人物の動きがちょっと変わっていて面白いですね。
アンドロイド少女と博士の話で、
展開は予想がつきませんでした。
さわやかと言えば、さわやかでした。


「ZOO」

可哀想な男の話でした。
好きな女がいて、
彼は毎日でも彼女を写真に撮りたいのですが、
彼女は写真嫌い。
そんな時、彼女と動物園に行って…。
これで彼女を自分のものに出来たと思ったのにね。

順番を付けるならば、
1.「SEVEN ROOMS」
2.「カザリとヨーコ」
3.「陽だまりの詩」
4.「ZOO」
5.「So far」
ですね。

映画「ハピネス」2006/09/03 11:53

ハピネスとは程遠い人達の物語。

登場人物が多く、主人公と言える人はいませんでしたね。
まぁ、ある家族が主役かもしれませんが。

それにしても、いろいろな出来事が起こるもんですね。
あの人も、この人もという感じで忙しいです。

カウンセラーの父親には参ったなぁ。
本当に。
どうして、こんなになっちゃったんでしょうね?
途中から変わっちゃったんですかね?

作曲家の女の人も可哀想な人だよなぁ。
振った男は…。言い寄られた男は…。
つくづく運の無い人ですよね。
だから、あのような曲を作ってしまうんですね。

作家の女の人は体験しないと本物は書けないと言ってましたね。
これは、そうなんだろうなと思いました。
やっぱり実際に体験してみないと分からない事ってありますからね。
でも、○○○を体験したかったというのは、ちょっとねぇ…。

作家の女の人の隣に住んでいる男も凄いですね。
知らない女の人達に電話を掛けて…。
こいつは最低ですよね。
人に嫌な事をするのは最低ですよね。
別の捌け口は無かったんですかね?

その男にちょっと気のある女性は、
普通の人なのかなと思っていたら、
最後にやってくれましたね。
よっぽどだったんですね。
凄いなぁ、とっさの判断で、こんな事出来るなんて。

他にも登場人物が出てきているのですが、
特に印象に残った人達を書いてみました。

グロいシーンが結構ありましたね。
最後の犬のシーンは一番グロいですね。
いろいろありましたが、最後のこれで吹っ飛びました。

タイトルと正反対の映画でした。
明るい映画では無いですね。
みんなに、いろいろな出来事が
起こっているんだという事でした。
もしかして、あまり深く考えてみなかったので、
違う見方も出来たかもしれませんね。