映画「ルパン」2006/12/19 01:12

怪盗ルパンの物語。

主人公ルパンが子供の時、父親が盗人として追われていたが、
何者かによって、父親は殺されてしまった。
何年か過ぎ、ルパンは父と同じく盗人をしていた。
ただし、金持ちから物を盗んでいた。
ルパンは処刑されそうになった夫人を助け、
夫人から財宝を探すために、十字架を盗む事を教えられて…。

この時代の映画は好きです。
馬車の走っている音は心地良いです。

ルパンの父親も盗人だったんですね。
知らなかった。
ルパンは1人だけで物を盗んでいた訳じゃなかったんですね。
知らなかった。

ルパンは助けた夫人、本当に悪女ですね。
自分を助け出すために、いつも付いている男に、
ある事をやらせるんですが、
これは、やり過ぎでは…?
このシーンには全く予想していなかったので、驚きました。
あとは、最後の方のシーンですよね。
執念ですね、恐い…。
他にも夫人の悪女っぷりが出ているシーンが沢山ありました。
財宝のために、ここまで出来るんですねぇ。

父親殺しの犯人が誰なのかというのも、
この映画では出ていました。
中盤辺りで、この謎は解けるのですが、
これは、予想通りでしたね。
勘がいい人ならば、すぐにでも分かっちゃいますね。

財宝を探し出すために、十字架を盗みます。
これは一種のPRGですね。
主人公と一緒になって、財宝を探しているようで、
面白かったです。

ルパンのあるパーティーでの連続して人の物を盗むシーンは、
悪い事をやっているんですけど、見てるこっちは楽しかったです。
人がいる前で、こんな事出来るなんて、
やっぱりルパンは凄いですね。

ルパンがある男と戦っている時に、
お互いの相手の両肩に両手を乗せて、蹴り合ってました。
なんだか、このシーンが変で、ちょっと愉快でした。

ちょっと時間が長いんですが、あまり長さを感じませんでした。
次々に展開していくので、それもまた楽しかったですね。