映画「東京ゾンビ」2007/01/01 16:50

柔術の師匠と弟子の物語。

物語の時代、ある場所に人は何でも捨てていた。人の死体も。
その場所で、死体がゾンビと化し、人を襲うようになった。
柔術の師匠と弟子は、ロシアへ向かおうとするのですが…。

ホラーというよりはコメディでした。
柔術の師匠と弟子のコンビがとても良かったです。

柔術の弟子のアフロは、アホなんですけど、憎めない奴ですね。
根は本当にいい奴ですが、抜けてますね。
そこが面白かったですね。
浅野さんがこの役を演じたのは凄いですね。
さすが役者ですね。

でも、さすが役者と言うならば、やっぱり、
柔術の師匠のハゲを演じた哀川さんの方が断然凄いか。
まず、格好が凄いですよね。
見事なハゲづらです。
違和感無く見れるのは、役者だからですよね。
この師匠のハゲが思い込みが激しい奴なんですよね。
その性格で、いろいろなってしまうのが面白い。

ある方が橋から身を投げるのですが、
その身の投げ方が面白かったです。
ヒューという感じで。
たぶん、もう一度見ても笑うだろうなぁ。

ハゲとアフロはロシアへ行こうとします。
その理由が、カッコイイですね。
さすが格闘家です。

アフロは、いつしか、ある試合に出場していました。
そこで、ゾンビと闘っていました。
生きるか死ぬかの戦いなんですから真剣でいいですよね。
でも、観客は満足できない。なぜなら…。
この時のアフロは変わっていましたね。
やっぱり人って成長するもんなんだなぁと実感。

あるゾンビについての説明が面白かったです。
あるアニメのキャラを使って説明するのですが、
観客で理解できる人は、たぶんいないでしょうね。

発電所が変わっていましたね。
これで本当に発電出来るの?
きっと結構なパワーが必要ですよね?
面白い世の中です。

アフロはあるゾンビと闘う事になります。
そのゾンビは…。
このシーンは予想つきましたね。
でも、最後には、やられました。
こんな事になるなんて…。
予想は全く出来ませんでした。

面白かったです。
非現実的で、コメディなので、気分転換にいい映画ですね。
ただ、ちょっとグロいシーンもありますが、笑えました。