映画「ガタカ」2007/01/14 21:23

宇宙飛行士になった男の物語。

近未来、遺伝子操作で子供を産む事も出来る世の中になったが、
主人公の男は自然な方法で産まれた。
そのためか、心臓が弱かった。
彼の子供の頃からの夢は宇宙飛行士になる事だったが、
血液検査から心臓が弱い事が分かり、夢は叶わなかった。
しかし、ある男を通じて、細胞提供者の男と契約を結び、
男は宇宙飛行士になったが、宇宙飛行出発前に、
上司が何者かによって殺されて…。

このような映画だとは思ってもいませんでした。
ただ単に、主人公が宇宙に行けるか行けないかの
物語だと思っていたのですが、
最後の最後に、やられてしまいました…。
ジーンと鳥肌が立ってしまいました。
この映画は、主人公の男と周りの人達との
人間ドラマでもあったんですね。
主人公の男と細胞提供者の男との友情物語でもあったし、
主人公の男と捜査の手伝いをする女との恋愛物語でもあったし、
そして、主人公の男とある人物との物語でもありました。

主人公の男が宇宙へ飛び立つ前に、
上司が何者かによって殺されてしまいます。
そして、ある所から、主人公の細胞が採取されてしまい、
容疑者になってしまいます。
本当に彼が上司を殺したかどうかという説明がありません。
なので、本当に殺したのか?それとも別に犯人がいるのか?
全く分かりませんので、犯人が分かるまで、
ハラハラ、ドキドキして見る事が出来ました。

主人公の男は心臓が悪くても宇宙への夢を諦めずに、頑張ります。
そして、主人公の男の夢を叶えようと細胞提供者が協力します。
本来ならば、細胞を提供するだけでいいのに、
主人公の男のために、細胞提供者は頑張るんです。
実は、細胞提供者が頑張っているシーンの時は、
何も気が付きませんでした。
気が付いたのは、細胞提供者の男が主人公に、
ある言葉を掛けた時でした。
この時に、主人公の男と細胞提供者の男の間に、
ただの契約だけではない友情関係がある事に気が付きました。
いいですね。最初は仕事だけの関係だったのに、
いつしか、こんな風になるなんて。
細胞提供者は、ある行動を起こします。
最初、何をするのか分からなかったので、この行動には驚きました。
たぶん、主人公の男を思って、行動したんですよね…。

心臓が弱くても頑張る主人公。
そして、彼の周りで協力する人々。
いいですね。
いろいろな要素が入っている映画で、
とても良かったです。
この映画は、人にお勧めしたいです。
いい映画でした。

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