映画「エクスタシー」2007/01/21 01:21

恋人と別れた男の物語。

恋人が部屋から出て行って、2ヶ月間。
男は彼女の事が忘れられなかった。
電話で彼女の送別会がある事を知り、
彼は、クスリの売人と一緒に
彼女の送別会へと行くのですが…。

主人公の男には性格に問題がありそうですね。
嫉妬深く、しつこく、どんな意見にも反論してるみたい。
一番良くないのは、気持ちを言葉にしない事ですね。
彼女に、「I LOVE YOU」と言った事が無かったみたいです。
どうして言えないんですかね?
おかしいですよね。
男は言葉にしなくても分かってくれるはずだから
言わないんでしょうかね?
私もどちらかと言えば、
言わなくても分かって欲しいという人ですが、
肝心な事は、やっぱり相手に伝えないと駄目ですよね?
何も相手に伝えていないのに、
分かってもらえなかったら、気分が悪くなる。
相手にとっては、いい迷惑ですよね。
ちょっと自分に似ている男に同情しました。

クスリの売人の男は、「トランスポーター」の人でした。
今と違って、坊主ではなく、髪の毛がありました。
坊主の方がカッコイイですね…。

主人公の男は、
呼ばれてもいない元恋人の送別会に行きます。
彼は、彼女と話そうとするのですが、
勇気が無いのか、トイレにこもってしまいました。
そこで、クスリをしたり、酒を飲んだり。
こういう状態の時って、長くなればなるほど、
出来なくなりますよね。

題名が題名なので、
どういう映画なんだろうと思っていたのですが、
スーッと見てしまいまいした。
こういう2人もいるんだなと。
ただ、気持ちを言葉に出して、
相手に伝える事って大事だよなと
改めて実感させられました。

映画「少林寺VS忍者」2007/01/21 18:50

日本人で武術をする女性を妻に持った中国武術をする男の物語。

主人公の中国武術をする中国人男性は、
幼い頃に一緒にいた日本人女性を妻としてもらう事になった。
しかし、その日本人女性が日本武術を愛する人で、
2人は、中国武術と日本武術どちらが良いかと喧嘩をしてしまう。
日本人女性は強くなるまで帰らないと日本に戻ってしまった。
なんとか中国に帰らせようと、
彼女に挑戦状を送ると、
日本人の武術家達が中国にやってきてしまった…。

日本人女性は頑固ですね。
中国の家庭に嫁いだのに、
彼女は日本を貫き通そうとしていましたね。
これは、ちょっと違うんじゃないの?と思いました。
中国なんだから、中国なりのやり方に従わないと。
それに、いくら道具が無いからって、
いろいろな物を武術稽古の道具にするのもおかしいよなぁ。
極めつけは、主人公の道場の物を許可無く、外に出して、
自分の物を置こうとしてましたからね。
これって、日本人がする事なのかな?
人として、ちょっと変な女性でしたね。

日本人妻に送った挑戦状が間違って、
日本人武術家達に火を付けてしまいました。
主人公は、複数の日本人武術家達と対決します。
1日1人との約束で始めたのですが、
中には卑怯者もいて、
こんな手を使うのは、同じ日本人として、情けなかった。
武術家なのに…。

倉田さん、八名さんが出演していましたね。
2人とも当然ながら若いですね。
倉田さんは、やっぱり忍者でしたね。
この忍者もおかしかった。
「ここは君の勝ちだ」と言っておきながら、
まだ対決は続いていました。
1回、負けを認めておきながら、対決は続く。
なんか変ですよね?
往生際が悪いと言うか、負けず嫌いと言うか。
この対決をするまでの他の人達との対決の結果で、
ほぼ勝負は決まっているように思えるんですけどね。

主人公の「中国人」男性がある日本人武術家と戦い、
「中国人」男性が勝った。
その後、日本人男性が尊敬の意を込めて、
ある行為をしたのに対して、
「中国人」男性が無礼をしたと、
日本人武術家達は怒っていました。
これも変ですよね。
相手は「中国人」。
日本の礼儀を知らないのは当たり前じゃないですか。
それなのに、無礼な事をしたなんて。
主人公の「中国人」男性も、
そのような事を知りませんでしたからね。
少し考えれば、分かる事なのになぁ。
頭に血が昇っていれば、
冷静な判断が出来ないのは、しょうがないのかな?
でも、武術家ならば、どんな時も冷静なような気がするんだけどなぁ…。

おかしな映画でした。
日本人がちょっと変でしたね。
中国の映画だから、しょうがないのかなぁ。
アクションシーンは良かったです。
さすがですね。
話のネタとして見るのに、お勧めの映画ですね。