映画「サイレン」2007/01/28 00:57

弟の病気で島での生活を送る少女に起こった恐怖の物語。

弟の病気でやってきた島の住民は少し様子がおかしかった。
主人公の少女は、隣の女性から
「サイレンが鳴ったら決して外に出てはいけない」と忠告される。
夜に、父親が野生の動物を調べに行くと、外出して、
間もなく、サイレンが鳴った…。

この映画の主人公の少女は市川由衣さんでした。
確か、以前見たオムニバス映画でも、
弟を守る姉の役をやっていましたよね。
この人には、こういう役があってると思います。
今回も姉弟っていいなぁと思えるシーンがありました。
でも、さすがに同じような設定の役は、
もうやりませんよね?
オファーがあれば、やっぱり、やるのかな?
やったら、また見たいです。

父親役は森本レオさんでした。
こういうお父さんだから、しっかりした娘がいるんですね。
父親の顔のどアップには驚き、恐かったです…。

弟の病気を診察する医者は、ココリコの田中直樹さんでした。
ちょっと演技が?と思うところもありましたね。

弟はやっぱりというか当然というか、
姉の言う事を聞きませんでしたね。
戻ってみたり、行ってみたりすると、いない…。
こうならないと話しになりませんからね。

サイレンの謎が最後には分かりました。
自分が思っていたのと
全くの逆方向だったので、驚きました。
私は、作製者の思うと通りに見ていたんですね。
だから、楽しかったです。
ハラハラしたし。
でも、赤い画面の主は一体何だったんだろう?
これも…って事なんですよね。
犬が消えてしまうのも…って事なんですよね。

こういう「えっ!」と思わせる映画は好きです。
上手く結末まで話を持ってきていますよね。
また、こういう映画見たいです。

映画「イヌゴエ」2007/01/28 10:07

預かった犬の言葉が聞こえる臭気判定士と犬の物語。

臭気判定士の男は普段からマスクをし、
あゆる臭いを嗅がないようにしていた。
そんなある日、彼の父親が
ホームセンターで迷子になっていたのを
拾った犬を預かる事になった。
彼は、どこからか誰かの声が聞こえていた。
声の主は預かった犬だった。

面白かったです。
犬の声がエノケン(遠藤憲一さん)で渋くていいですね。
また、犬の顔を合っていていいです。
犬が話しているところは、だいたい笑ってましたね。
特に、雌犬を見て、
「ごっつ○○したい」と何回も連呼するのには笑いました。

主人公の男の人がちょっと癖のあるキャラクターですね。
時々、「ん?」と、正直ちょっと嫌な感じを受けるところもありました。
その主人公が犬と接することで成長していました。
変わった自分を本人も驚いていましたね。
人の成長って、本人は気が付かないものなんですね。

こういう映画を見ると、
犬、またはペットを飼いたいなぁと思いますね。
私のところはペット禁止なので、今は諦めますが、
将来は犬を飼いたいです。

現状でもいいのですが、
欲を言えば、もっと犬の声が聞きたかったです。
もっと笑いたかったです。
また、違う人の声で、映画作ってもらえないですかねぇ。

映画「模倣犯」2007/01/28 15:52

連続誘拐事件に巻き込まれた女性の祖父の物語。

主人公の男は豆腐屋を営んでいた。
ある夜、孫娘からすぐに帰ると連絡があったが、
結局帰って来なかった。
それから月日が流れ、
公園の花壇から女性の片腕が発見された。

この映画の批評を読んで、
見たい見たいと思っていました。
あるものが「飛ぶ」と書いてあったので、
とても気になっていました。
今、見終えて、「飛ぶ」とはどういう事か分かり、
少しスッキリしていますが…。
凄い飛び方でした。
実際には、こんな風にはならないですよね。
よく映像にしたよなと思いました。
一歩間違えば、見ている人に違う印象を与えるシーンでしたよ。

この事件のきっかけは、なんとなく分かったような感じで、
あまりはっきりとしませんでした。
何人もの人達を犠牲にする意味があったのかなと。

最初、犯人に対して知的なイメージがあったのですが、
段々と反対のイメージが出てきてしまいました。
そう思い始めたのは、
「この事件に参加できて素晴らしい事だと思わないかい?」
というような事を言ったのに対して、
「だったら、自分が参加しろよっ!」
と突っ込みを入れてからでした。
こういう人って多いんでしょうか。
参加は自分達だけにして欲しいです。

どうして、この映画のタイトルが「模倣犯」になったんですかね?
この言葉が出てきたのは、最後の方でした。
もしかして、原作の方は何度も使われていたのかな?

私は、この映画の主人公は豆腐屋の親父だと思っています。
犯人側が主役だとは、とても思えないです。