映画「シャドウ・ウォーカー」2007/02/06 00:05

ある施設に閉じ込められ、突然変異した人々に襲われる人達の物語。

気が付くと、ある施設にいた人々。
何故、ここにいるのか記憶も無かった。
出口を目指して進むと、化け物が襲ってきた。
少しずつ記憶が蘇る人々。
化け物は、突然変異した人だった。
果たして、無事に施設から脱出する事が出来るのか…。

すっごい設定の映画ですね。
ある施設に閉じ込められ、
化け物に襲われながら、脱出を試みる人々。
よくある話かもしれませんね。
パッケージのイメージから、
カッコイイ映画だと思っていたんですけどね。
ちょっとハズレました。

施設の名前が「遺伝子極秘管理 施設」と出ていました。
施設の名前に「極秘」と入れているところが凄いですね。
でも、彼らが逃げ回っているところは、
どう見ても施設ではなく、地下の…に見えるんですけどね。
どうなんでしょ?

化け物に噛まれると、化け物になるみたいですが、
ある女性が化け物に噛まれました。
噛んだ奴は、どうやら仲間の1人だったらしいのですが、
その化け物が消える前に一言告げます。
「えっ?」と思いました。
他の化け物は「ウー」とか「ワー」とか言っていないのに。
この化け物だけ人の言葉を話しました。
しかも、その言葉が化け物に相応しくないです。
そんな事を言う事が出来るんなら、
女性を噛む事をしないように自分で制御出来たのでは?
それとも、噛んだ後に、正気に戻り、こんな事言ったのかな?
ちょっと矛盾しているような気がしました…。

脱出のために、狭い橋のような通路を行きます。
そのシーンで警備の男が恐がっている女性に一言。
これも、ちょっと変でした。
恐がっている人に対して、この言葉は。
どうも、この映画は台詞がちょっと変わっているなぁ…。
実際には、こんな事を言わないと思うんだけどなぁ。

どうして、こんな事が起きたのか、
施設で何をしていたかが分かった時は、
「ふ~ん、そうなんだ。」という感じでした。
やっぱり、他の映画と似たような設定でした…。

逃げている人々をモニターで見ているオヤジがいました。
警備の男が化け物と戦っているところがモニターに写っていました。
しかし、このモニターに写っているシーンが変なんですよね。
人がカメラを持って撮影しているようなシーンなんです。
そんな人いるのか?
モニターでいろいろな場所を見ていたけど、
みんな、監視カメラで写しているシーンだったよなぁ。
戦っているシーンは近くで撮影されているようだったけど。
どうなってるの?

最後は、この手の映画を沢山見ている人を裏切らない結末でした。
いつまでも、こんなところにいるのは、どうかと思うけどね。

久々に突っ込みところが満載の映画でした。
こういう映画は、いろいろと言いながら見る事が出来て、
それがとても楽しいんですよね。
ぜひ、この映画を見て、いろいろと突っ込んでみて下さい。