映画・DVD「バレンタイン」2007/09/16 04:44

ある出来事が原因で始まった事件に巻き込まれた女達の物語。

あるダンスパーティーで、
少女5人は、結果的に、
ある一人の少年に酷い事をしてしまった。
数年後、5人のうちの一人が
何者かによって殺されてしまう。
彼女の葬式で集まった他の4人。
その後、彼女達4人の周りに
奇妙な出来事が起こるのですが…。

犯人の行動で分からないトコがありました。
姿を見られたから、殺したというのは分かるのですが、
別に何にも関係なさそうな人を殺してしまったのは、
何でなんだろう?
何か犯人と関係あったのかな?

定番ホラーと見せ掛けて、ちょっと違うんですよね。
この映画は、主人公と思われる女が
あまり何もしてないんですよね。
もちろん、最後に犯人と思われる人と
争うシーンがあるんですが、
思ったよりもありませんでしたね。
他のホラー映画だったら、
最後の前に何回か何かしらあると思うんですが…。
予想外の展開って、いいですよね。

見終わって、振り返ってみると、
犯人は行動しなきゃいけなかったんですかね?
現状では満足出来なかったのかな?
俺だったら、今の状態がいいなら、何もしないです。
よっぽど、犯人は嫌だったんですかね?
事件、起こさなくても良かったんじゃないかと思えるんだけどね。

矢のシーンの最後は、お見事でしたね。
あそこまで、しっかりとしてるとは。
ちょっとブラックの笑いが入っていましたね。

ジャグジーのシーンは少しハラハラしたなぁ。
これは反則だよね。
しかし、ジャクジーに入ってた人は、
パーティーで来たはずなのに、
ちゃんと水着も持ってきてたんだね。
しっかりしてるなぁ…。

最初の犠牲者は、
「何でこんな所に隠れちゃったんだろうね」
という感じでした。
これじゃ、やられちゃうよね。
何で、ちゃんと逃げないんだろね、本当に。

こういうの大好きです。
最後に「にやり」とさせてくれましたね。
ただでは終りませんでした。
この後味、いいですね。

映画・DVD「ラスト・ショット」2007/09/16 09:56

映画プロデューサになった刑事と監督になった男の物語。

映画で使われる違法トレーラー業者を逮捕するために
映画プロデューサとなった刑事。
映画を作製するためには、脚本が必要となり、
ある男の脚本を使用する事に。
しかも、脚本を書いた男を
監督として起用する事になるのですが…。

違法トレーラー業者を逮捕するために、
映画作製をするなんて凄い事を考えるもんですよね。
そんな金があるのも凄い。
ここまでしますかね?
でも、ここまでしてしまったんですよね。
なんせ、この物語は事実をに作製された映画だそうですし。
特典映像にモデルとなった人達の姿がありました。

脚本書いた人が可哀想だよね。
今まで、自分の脚本が映画になるのを夢見て、
やっと映画になると思ったら、こうなっちゃうんだもんね。
ちょっと、やり過ぎだよね。
10年待ったからね。

映画プロデューサになる刑事は
犯人逮捕のためなら、どんな事でもするみたいだよね。
最初の方のシーンでは、あんな事をされちゃってるし。

刑事にアドバイスする女性が強烈ですね。
いやぁ、面白いなぁ。
でも、実際に自分の周りにいたら、どうなんだろなぁ…。

映画の主演オーディションには、
いろいろな人が来るんですね。
オーディションに来たある女優の代表作は、
ちょっと見てみたいですねぇ…。

脚本書いた男は、自分の身内を
映画に出演させたかったみたいですね。
だったら、自主制作でもいいんじゃないかと。
最後には、金が絡んじゃうからね。
ちゃんとした人で撮らないとね。
気持ちは分かるけどね。

この撮影が犯人逮捕のものなんだけど、
映画を見ていくうちに、
だんだんと「本当に映画化されるんじゃないか?」
と思っちゃいました。
刑事の上の人も脚本を見て、
いろいろと変更させたりしてるしね。

犬が吠えて…のシーンは面白いですね。
最終結果を見て、思わず、
「いい展開になったなぁ」と思っちゃいました。

特に面白いという映画ではありませんでしたが、
こんな事が実際にあったんだなぁと思いながら、
この映画を見てました。
やっぱ、やる事が凄い。
でも、騙されたくないなぁ。