映画・DVD「マイ・レフトフット」2008/04/02 00:54

左足のみ動くことの出来る男の物語。

生まれた時から障害を持った主人公は、
左足のみ動くことが出来た。
子供の時の主人公は話す事も
書く事も出来ませんでした。
しかし、ある日、家族みんなの目の前で、
主人公は字を書く事に成功して…。

事実を基にした物語だそうですね。
大変な苦労をされたんだろうなぁと思いますね。
でも、この映画のラストを見ると、
努力が報われたので、良かったです。

それにしても、この映画の主人公は、
最初は弱かったんですが、
いろいろと経験するにつれて、強くなりましたね。

主人公の周りの人達もいい人ばかりなんですよね。
ただ、母親が階段から落ちた時は、
酷い事を言っていましたがね。
子供達で主人公が乗ってる台車を押して、
一緒に遊んだり、祭りの主役にしようとしたり。
こういうのを見ると、ジーンとしますね。

主人公が子供の時に、皆の目の前で字を書いた後の
父親の行動が何かジーンと来ましたね。
こんな事をするんだから、
とっても嬉しかったんだろうなぁ。

主人公が皆に交ざって、
サッカーをするシーンが面白かったです。
左足だけ使ってるから、
やっぱり相当強い左足になってますよね。
だからシュートが凄かったです。

主人公は左足を使って、絵を描いていましたね。
たぶん、映画に出てきた絵は、
実在の本人が描いた絵なんでしょうね、きっと。
父親の顔の絵は力強く父親の性格が絵に出ていて、
単純にいいなぁと思いました。

主人公の元にリハビリのために女医が現れましたね。
そして、主人公は、この女医に恋をしましたが…。
こんな形で聞きたくは無かったですよね。
主人公がこうなるのもしょうがないかな。

元気が無い主人公のために、お母さん、頑張りましたね。
やっぱ、母親が一番の応援者だなぁ。
母親の行動を見て、皆が協力する事に。
こういうシーンを見ると、家族っていいなぁと思いますね。
でも、これが終わった後に悲しい出来事が起きてしまうんですよね。
折角、いい方向に進もうとしている時に、
こんな事になってしまって、とっても残念でした。

主人公は酒場で歌います。
しかし、客の1人に「うるさい」と言われ、主人公は…。
いやぁ、凄いですね。
こんな風になるなんてね。
このシーンは、なんだか楽しい気分になってしまいました。

主人公は兄弟の1人に手伝ってもらって、自伝を書く事になり、
久しぶりに訪れた女医の頼みに応えて、
慈善会に出席する事になったんですよね。

ここで、主人公は御付の女の人に、もうアプローチ。
主人公は何かピンと来たんですかね?
それとも女の人が言ったように、手が早いだけ?
この2人がどうなるかは映画を見て確認して下さい。

主人公を演じたダニエル・デイ・ルイスの演技は凄いですね。
主人公の子供時代を演じた子役の子も凄いですが。
さすがアカデミー賞を受賞した俳優さんですね。

家族みんなの愛情を受けて成長した主人公は、
ラストで逞しい姿を見てくれましたね。
やっぱ、人間って1人では生きていけないんですよね。
そして、人間って強いんですね。
主人公の頑張る姿に励まされます。
パワーをもらう映画ですね。
この映画は人におススメできます。
また見たい映画が1つ増えました。
見て良かったです。