映画・DVD「ディパーテッド」2008/05/16 00:41

マフィアに潜入した警官と警察に潜入したマフィア一員の物語。

警察はマフィアのボスを逮捕するべく、
1人の若者をマフィアに潜入させた。
マフィアのボスは、ある若者を刑事にさせた。
潜入した者達は、お互いの存在を知られていなかったが、
情報が漏れている事に気付かれ、
危険な状態になるだが…。

メインの登場人物達を演じてる俳優が
皆、演技上手いですね。
ジャック・ニコルソンは、やっぱり怪演だった。
あのにやけた顔が憎たらしいですね。
レオナルド・ディカプリオも良かったです。
とても危険な状態にいる警官を上手く演じていたと思いますよ。
最初の方の情緒不安定な表情が見ていて、可哀想だった。
こんなに演技上手いのに、何で、アカデミー賞あげないんだろ?
マット・デイモンは、今回、珍しく悪役でしたね。
自分の立場を上手く利用する刑事は、
本当に見ていて、憎たらしかった。
こういう奴、一番嫌いですね。
ある刑事に尾行をつけた理由を言うシーンでは、特に。
マーク・ウォルバーグは、見た目がちょっと…で、
出番もちょっと少なかったけど、とても印象に残る役でしたね。
当然、最後の行動には納得して、スッキリしました。

潜入している2人がいつ捕まってしまうのか?
ハラハラしながら見てました。
やっぱりマフィアに潜入している警官に感情移入しちまった。
最後がちょっと…でしたけどね。
マフィアと繋がる刑事には
憎たらしい気持ちをもっていたので、こうなって当然かな?
マフィアのボスは、やっぱり凄かった。
只者では無いですね。

ラストは、予想もしていなかった展開に驚きましたが、
こうなってしまうのも無理は無いのかな?
せめて、良い方向で終わって欲しかったですが、
このラストで無いと自然じゃないかもしれないですね。
タイトルの意味を知って、尚更、そう思いました…。