Suzu-Yasu Blog

1人携帯電話の通じない場所へ来た女性の物語。

自分以外客のいない宿に泊まる女性。
空港から宿まで迷わずに来たと宿主に告げると、
「ここにいる才能がある」と言われる。
春になるとやってくる女性も現れ、
宿に泊まる女性は周りの雰囲気に影響されて…。

とっても和む事が出来た映画でした。
海は綺麗だし、登場する人物達はいい人ばかりだし。
こんな所あったら、ぜひ行って、黄昏てみたいなぁ。

今作では小林さんともたいさんの役どころが
「かもめ食堂」とは逆になっていましたね。
もたいさんが癒し、小林さんが癒される。

小林さん演じる宿に泊まる女性は、
最初、周りの雰囲気にちょっと嫌気が出ていましたね。
気分を変える為に宿を変えたら…。ここは俺も嫌ですね。
その宿から元の宿に戻ろうとする時に、とても良いシーンが。
ここは、ちょっとジーンと来てしまいますね。

もたいさん演じる女性は、謎めいていますが、関係ないですね。
この場所にいる時以外の事は誰も気にしていないみたい。
別に、そんな事を知らなくてもいいですからね。
彼女の作ったかき氷、食いながら、綺麗な海、見たいです。
しかし、お代がなぁ。どうしよう…。
メルシー体操も独特でいいですね。参加してみたい。

宿主と春に来る女性のオセロするシーンがいいですね。
女性がコマを置いて、宿主が返した時の女性の顔が良いです。

映画の中に出てくる食べ物がどれも美味しそうでした。

宿主の相棒「こうじ」もいいですね。所々に登場して。
でも、最後に思わぬ事実が発覚。何で？って思いました。

この映画見て良かったです。この映画見るだけでも黄昏るなぁ。
見た後は、気分がとても良いですね。
主人公の女性がだんだんと変わって、
周りに打ち解けていく姿もいいですよね。
これは、おススメですね。
また、見たい映画の1つになりました。