映画・DVD「デストラップ・死の罠」2008/12/03 01:46

ヒット作が書けずに悩む劇作家の物語。

ヒット作が書けず悩む劇作家の所に
去年、劇作家の講義を受けた生徒から脚本が届く。
劇作家は、その脚本を見て、自分の物にしたいと思い、
生徒を家に招待して、殺そうと思うのですが…。

主人公の劇作家が可哀想でしたね。
劇場の観客も毒のある事を言ってるし、
テレビで批評家達も。
一度、ヒット作を出すと大変ですね。
そんな事が分かる冒頭でした…。

主人公の妻は金持ちみたいなんですが、
その金に頼りたくないと言う主人公。
「分かるなぁ…その気持ち」って思ったんですけどね…。

主人公の妻がすっごい過剰反応するんです。
主人公を見ても驚くし、電話でも。
主人公の妻は心臓が悪いらしいんですよね。

主人公の元に生徒の脚本が届き、
これを自分の物にしたいと言う主人公に対して、
妻は、どうにか考え直すように、いろいろと言うんですけどね。
主人公の妻、本当にいい人だよね。

家に生徒が到着。
主人公の妻が主人公を止めようとするんです。
もう必死でしたね。

主人公は生徒にある事を勧めるんです。
そして、生徒は…。
この辺のシーンは、本当にハラハラしました。
見えない戦いがあって。

主人公の家に霊媒の婆さんが来た。
家に来て、いろいろと話たりしたんですが、
この人もどうにかなるんじゃないか?と思い、
ハラハラしました。

夜、主人公の妻と主人公が一緒に階段を降りるシーンが
あるんですが、このシーンが面白かったです。
かなり無理矢理でしたよね?

主人公の妻が窓を開けようとすると…のシーンは驚きました…。
まさか、こんな風になるなんてね。
そして、ここで、やっと事態が分かりました。
主人公がこんな事を考えていたとは…。

主人公は、ある人物と活動するようになり、
その人物が机にあるモノをしまうんです。鍵を掛けて。
その人物がいない時に、主人公は見ようとするんですが、
このシーンがとても滑稽で面白かったです。
主人公が最後にとった手段は、ちょっと汚いかも。

主人公は、ある人物と実験。
しかし、それは実験ではなく…。
ここからは、もうスリリングでしたね。
一体、どうなるのか分かりませんでした。
お互いが騙し合うんですからね。
いやぁ、恐いです。
こういうのは、精神的にキツイですね。

ラストは、意外な結末でした。
これは、ちょっと想像つきませんでした。
まんまとやられましたね。

この映画は出演している俳優さんの力でなってますね。
出演している俳優さん達、皆、凄いです。
演技も違和感無かったし、言い合いも凄かった。
舞台を映画にしたらしいので、舞台の方も興味あります。
たぶん、迫力あるんだろうなぁ…。