映画・DVD「ブラインドネス」2009/07/20 21:28

失明した夫と一緒に、失明した人々の施設に入った女性の物語。

眼科医の夫を持つ主人公の女性は、失明した夫と同行して、
失明した人々が集まる施設に入る。
初めは人数も少なく、均等がとれていたのだが、
失明した人々が増加し、施設に人が入り続ける事によって、
均等が崩れ始めてしまい…。

最初に失明する人は、
日本人俳優の伊勢谷さんだったんですね。
「目に何か溢れてる」とか言っていましたが、
彼の近くで誰か同じ症状の人いなかったんですかね?

伊勢谷さんの代わりに車の運転して、
家まで送り届けてくれる男が現れるんですが、
最初、「怪しいなぁ…」と思ったんですよね。

家に到着したので、伊勢谷さんが車から降りると…。
これには「やっぱり…」と思ってしまいましたね。
でも、「あれ?違った…」
しかし、最終的には、「やっぱりね」

伊勢谷さんの奥さんは木村さんでしたね。
ちょっと乱暴な性格みたいですね。
こんな調子だと、ストレス溜まって、
失明しても変じゃないかもなぁ。

伊勢谷さんを診察したのが、主人公の夫の眼科医。
目には異常無しらしいんですけどね。
こんな事ってあるんですかね?

やっぱり悪い事は出来ないもんなんですね。
伊勢谷さんを助けた?男も…。
可哀想に妻にも愛想つかれてるみたいでしたね。

サングラスの女は、やっぱり金の為に、
こんな事してるんですかね?
目が普通だったら、違っていたのかな?
この人も失明しちゃうんですが、
一緒にいた男が酷かったね。

普通の失明は暗いらしいんですが、
この映画の人々は明るいらしいんですよね。
真っ白らしいんです。
あまり目に良く無さそうですよね。

主人公の夫が連れて行かれるんですが、
そこに主人公も同行するんです。
同行する時の彼女が賢かったです。
しかし、本当に感染なんですかね?

失明者は施設に隔離されてしまうんです。
ここに集まったのが、今まで登場してきた人々でしたね。
感染にも見えますが、主人公は、どうして?

集まった人の中には、当然、あの人もいるんですよね。
こいつ、本当に馬鹿な男ですよね。
見ていて、うんざりする。
主人公がある場所までの道を皆に教えてる時に
馬鹿な事をしちゃうんですよね。
それによって、こんな事になるんですからね。
ある意味、自業自得。
でも、少年が可哀想だったな。

やっぱり感染なのか、
施設に伊勢谷さんの妻の木村さんが到着。
2人が近付いたシーンは、ちょっといいですね。

主人公の夫が警備の人に薬を頼むんですが、
警備の人の行動が酷いんですよね。
でも、主人公の夫も悪いかもしれないですね。
別に近付かなくても、遠くからでも言えばいいんですからね。

それにしても、施設での扱いが酷かったですね。
目の見えない人に対して、
施設の説明も無いし、ベッドも勝手に決めるなんて…。

主人公が本当に頑張ってた。
まぁ、彼女だけ…ですからね。
でも、どうして、彼女だけ?
本当に分からないもんです。

木村さん、かなり落ち込んでましたね。
伊勢谷さんが彼女にある話を
持ち掛けようとするんですが…。
伊勢谷さん、可哀想に…。

ラジオを持っていた老人から
現在の外の状況を聞くのですが、
政府は何を考えてるんですかね?
失明した人の事は後回しにしてるように見えますね。
こういうもんなのかなぁ…。

老人の持っているラジオから流れる曲を
皆で聴くシーンがあるんですが、
このシーン、いいですね。
同じ状況の中、1つになったような感じで、
ちょっといいなぁ。

施設に入る人々が車で連れて来られて、
施設とは逆方向に進んでしまった為に…。
これは本当に酷いもんでしたね。

あるモノを受け取るために
外に出た主人公は演技してましたね。
誘導が下手クソでしたね。
我慢できない主人公の最後の行動が面白かったです。

主人公の夫は他の病室と話し合いをするんですが…。
こういう奴らもいますからね。
どうして、協力できないんですかね?
人の醜い部分が見えました。

主人公は、ある人からある事を言われてしまうんです。
これによって、主人公は…。
この主人公、本当によく頑張ってますよね。
偉いよ。
普通できないよ。

ある人が「ん?」と思う行動に…。
「まさか…」と思っていたら…。
楽になりたかったのかなぁ…。
自分の事を変な風に言っていましたからね。

ある病室に配給を全部取られてしまい、
食料を得るには…。
どこまでも汚い奴らですね。

主人公の夫が食べるのを拒否。
この後、テーブルから
1人1人いなくなるシーンがあるんですが、
少年の時のシーンがちょっと面白かったですね。
工夫があるのを発見するのって、ちょっと楽しいですね。

主人公の夫にある人が近付き、話すんですが、
「これは、まさか、そうならないよね?」と思ったいたら…。
どうして、こうなるかな?
いるでしょ?
抑えられなかったんだろうね。
カッコ悪っ。

配給の食料の交換がモノでは無くなってしまいましたね。
モノじゃなければ…。
これについて、話し合うシーンがあるんですが、無力だね…。
主人公の夫が言っている事が一番腹立つ。
遠回しに言ってますよね。

配給の食料をもらうために…。
このシーンは本当に嫌なシーンでしたね。
そして、ここで、ある事が起こってしまうんですよね。
これは本当に酷かった。
この後の女の人達の行動に…。
こんな事になるはずなかったのにね。

主人公がある男に言い返すシーンがあるんですが、
ここでやっと男は気が付いたみたいでしたね。
あんな事をすれば、
どうなるかくらい分からないもんなんですかね?

主人公は我慢できずに、とうとう行動開始。
遅いくらいですよね。
この行動は正解。
しかし、同じ病室のある人は馬鹿な事を言ってましたね。
そんな事しても一時的なだけなのに…。

我慢できなくなったのは、主人公だけじゃなかったらしく、
皆で団結して、行動を開始しようと思ったのですが…。
あの人がやってくれましたね…。
この行動は凄かったなぁ。

外に出た主人公は警備の人と話をしようとするのですが…。
一体、どうしちゃったんですかね?
いつの間に…?
何で教えてくれなかったんだろうね?

主人公が食料を見つけ、脱出するシーンは、
ちょっと恐かったですね。
人間の恐さが出てたかもしれないです。

主人公が階段で休んでいると…のシーンも
ちょっと嫌なシーンでしたね。
これは想像したくないけど、
実際にこんな風になるんだろうか…。
犬も大変だ…。

主人公一行は、主人公の家に到着。
そして、皆一緒に暮らし始めます。
こういう関係いいですね。
皆、素直になってる感じがしました。

ラストは、やっぱりという感じでしたね。
この逆の結末だったら…。
しかし、いろいろな謎が残ったままなのがなぁ…。

俺が思っていたような内容じゃなかったですね。
俺は、どちらかというと、
失明になってしまった原因などを主人公が調べて、
真相が明らかになるような内容だと思っていたんですが、
この映画は、失明によって、
人間がどうなってしまうのかを表していました。
さっきも書きましたが、謎が残ったままなので、
どうもスッキリしないんです。
せめて、原因だけでもなぁ…。

人間の恐さを改めて知ったような気がしました。
それにしても、どうして、協力できないんですかね?
人は1人では生きていけないって言うのに…。

主人公の作ったティラミス、美味しそうでした。
ぜひ、食べてみたい。