映画・DVD「その土曜日、7時58分」2009/12/09 00:25

ある話を持ち掛けた兄とある話を実行した弟の物語。

兄の話に乗り、実行する弟。
しかし、間違いが起こってしまい…。
この事で、2人は、ある事を知り、
後悔するのですが…。

冒頭のシーンには驚かされました…。
まさか、本当にやってる訳無いですよね?
でも、なんか本当にやってるように見えるなぁ…。
違うモノ見てると思っちゃいますね。

一番大事なシーン、事の発端のシーン、
ここではまだ何も分からないんですよね。
話がどんどん進むにつれて、
この大事なシーンがどんなに悲惨な事か分かるんですよね…。

急に車を発進した男、
この時点では誰だか分からないんですよね。
でも、こんな事したら怪しまれるのにね。
こういう事が起きて、冷静ではいられないか…。

見た感じ、妻とは離婚して、
娘の養育費をちゃんと払えない男。
この時は、「可哀想に…」と思っていたんですけどね。
どうして、離婚になったかは、
はっきり分かりませんでしたが、
なんとなく分かりますよね。
後に娘に電話で、あんな事言われてたし。

この映画の主人公の男2人は兄弟なんですよね。
最初2人がどういう関係か分からないんですよね。
ちょっとずつ分からせるってのが憎いですね。

兄は弟にある話を持ち掛けるんですよね。
弟は最初乗る気じゃなかったんですが、
娘から、あんな事言われたらねぇ…。
今時の弟の妻の顔が憎たらしかったですね。
まぁ、それだけ弟は、いろいろとやったって事ですよね。

弟が話に乗る気になって、兄は弟に説明するんですが、
ここで、あの大事なシーンの事が少し分かるんですよね。
しかし、兄は、よく、こんな事を考えましたよね。
大丈夫とか言っていたけどねぇ…。

あの大事なシーンの直前が描かれます。
ここで、あの人が誰なのか分かるんですね。
勘違いしてました…。
というか勘違いさせるために、
あんな事を言わせたんだろうな。
すっかりやられました…。

兄が隠れて、ある事をしているシーンがあるんですが、
どうして、こんな事をするようになったんですかね?
やっぱりストレスなのかな?

兄が弟にある話をするシーンには続きがあったんですね。
これは、どうなんだろうか…。
兄は弟に本当の事を話してるんですかね?
ちょっと疑ってしまいますね…。
兄弟でも、なんか引っ掛かりますね。
兄、ちょっとズルイですよね。

兄弟は父親に呼ばれて、ある場所へ。
ここで、重大な事が分かってしまうんですよね。
いやぁ、これは凄いショックでした…。
あの大事なシーンが
本当に悲惨な事だと実感させられるシーンでした。
こんな事になるとはねぇ…。

父親は今回起きた事に疑問があるようで、行動しましたね。
車に乗って、バックしたので、
「もしかしたら…?」と思ったら…。
こんな事して、大丈夫なんですかね?
でも、父親の気持ちが表れていましたね。

父親は大きな決断をしましたね。
なんか嫌な決断でしたが、このままの状態だと…。
こういう時、どうすればいいんですかね?
難しいですね…。

あの大事なシーン後、兄と弟は会って話しましたが、
弟は相当参ってましたね。
弟は大丈夫なような事を言っていましたが、
部屋に帰ってみると…。
珍しく、このシーンに入る前に、何があるか気が付きました。
でも、これはまだいい方でしたよね。

弟には最悪な事態が待っていたんですよね。
あの大事なシーン前に、あの人と会っていましたよね。
どうして、兄に言わなかったんですかね?
言い辛かったのかな?
弟、弱いですからね…。

弟はある事を頼みに妻の所へ行きましたが…。
当然の結果ですよね…。
弟、妻に本当に酷い事したんですね。

兄がメインのシーン、弟がメインのシーンで起きた事が
メインが逆のシーンで、
何があったのか分かるのも面白いですね。
あの人の電話は、あの人からだったのか…。
弟のアパートの入口のアレが
あんな風になっていたのは…とか。

外で、父親と兄が2人だけで話すシーンでは、
父親がある事を話すんですよね。
長男って、同じような悩み持ってるもんなんですね。
やっぱり最初の子だと、
親って、いろいろとさせたがるもんなんですかね。

父親と話した後、車で帰る途中、
兄は、冷静ではなくなってしまうんですよね。
ずーっと思っていたんですね。
「今更…」って思うのも無理無いですよね。

兄と彼の妻との間にも問題があったんですね。
彼女から、ある事を告白された兄だったんですが…。
どうして、あんな反応だったんですかね?
思い当たる節あったのかなぁ…。
でも、この後、兄は、ある行動に出るんですよね。
リビングでの行動は、なんか分かる気がする。
こんな事あったら、あぁいう事しそう…。

父親がある人にあって、情報を得ようとするんですが、
ここで、父親の事が少し分かるんですよね。
この人、普通の人じゃなかったんですね…。
とてもそんな風には見えなかったのに…。
そして、ここで、ある事実を知ってしまうんですよね…。
これで繋がっちゃうんですよね…。

兄が行動を開始するんですが、
ちょっと普通じゃないですよね。
ここまでするとは思ってもいませんでしたよ…。
兄、ちょっと恐いですね…。
やっぱり自分の為に…なんですよね。

兄弟は2人である人と会い、
話を着けるつもりだったんですが、
ここでも兄がやってくれましたね…。
弟がある事を言うと…。
でも、兄は…やっぱり兄でしたね…。

ラストは信じられない事が起きてしまいました…。
こうなりましたか…。
あの人は、どちらかを取るかと言ったら、
こっちを取ったんですね…。
まさか、こんな事になるとはなぁ…。
後味悪いラストになりました…。

偶然の悪戯とでも言うんでしょうか…。
こんな事って、有りなんですかね?
どこでどうなるか分からないもんですね。
でも、やっぱり悪い事すると、こうなるもんなんですね。

弟は、あの後、どうなったんですかね?
いろいろとやっていて、まさか…?

父親のこの後も気になりますね…。

演技の上手い俳優さんばかりだったので、
安心して見る事が出来ました。
やっぱりフィリップ・シーモア・ホフマンの
怪演は凄いですね。

出来事が前に行ったり、後に行ったりと
ごちゃごちゃになるかと思いきや、
そんなに混乱する事無く、
だんだんと大事なシーンの事が分かって、
面白かったです。
そして、恐かったです…。
でも、こういう映画好きです。
見て良かったです。