映画「グロリア」2006/03/14 00:43

女殺し屋が幼い子供を守る物語。

マフィアの金をピンハネした男の家族がマフィアに狙われていた。
そこへ、この映画の主人公、グロリアがその家族を訪れます。
親達は、幼い息子に大事な手帳を渡し、
息子をグロリアに預ける。そして…。
ここから、グロリアと幼い男の子のマフィアからの逃亡が始まるが…。

グロリアは子供嫌い。
そのグロリアが男の子と一緒に逃げる内に、
だんだんと、男の子に情が移っていく姿は見ていていいです。
擬音になってしまうけど、ジワァーと来ます。
男の子と離れた後に、思い直して、男の子を探すシーン。
このシーンの時は、もうグロリアは母親の顔してましたね。

グロリアは殺し屋。
銃の腕が凄いです。早撃ちです。
えっと思っていると、もう撃って、敵を倒してました。
いやぁ、素早いですよ。なんでこんなに早いんだってくらいです。
見て驚きますよ。
なので、銃撃シーンは楽しかったです。
でも、最後の銃撃シーンがちょっと短かったような。
もう少し見たかったなぁ。最後なんだし。

グロリアに助けられる男の子は、いい演技、いい表情します。
ただ、私が一番気になったのは、この子の足の長さでした。
「いいなぁ、子供の時にこんなに足長くて」と思いました。
胴長短足の私には、うらやましく見えました。
あと、動きもいいんですよね。
列車の入り口を見て、右見て、左見ての体の動かし方が
パッ、パッ、パッという感じで見ていて、気持ち良かったです。
物語が進むにつれて、だんだんと
男の子の顔が勇ましく見えるようになりました。
この顔が良かったです。

場違いかもしれませんが、
この映画で思わず笑ってしまったシーンがありました。
グロリアが「歓迎するよ」と言って後ずさりするシーン。
この時の挑発の仕方と言い、顔といい、面白かったです。
後、グロリアが地下鉄から降りる時も面白かったです。
この時もグロリアの顔が良かったです。

空港でのレストランのシーンは、グロリアの迫力に圧倒されました。
凄い気迫ですよ。

最後の字幕の出方が面白かったです。
こんな字幕の出し方、初めて見ました。
驚きました。

音楽が古い感じがして良かったです。
画像も古いからかもしれませんが、
分かり易くていいですね。
悲しいところは悲しく。
劇的なところは劇的という感じで。
(こんな表現で分かってもらえるかなぁ。)

気になった点が何個かありました。
その中でも特に気になったのは、猫。
最初の方は、猫が出ていたんですが、
グロリアのアパートから別の部屋に連れて行ったのは、
覚えているのですが、
それから猫がどうなったのか、気になります。
猫、どこ行っちゃったんだろう…。

面白かったです。
グロリアと男の子がマフィアから上手く逃げられるのか、
ハラハラ、ドキドキして見る事が出来ました。
グロリア、カッコイイですよ。

コメント

_ Suzu-Yasu ― 2006/03/15 00:25

「最後の字幕」って書いてあるけど、
「エンドロール」の間違いですね。

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