映画「ドッペルゲンガー」2006/06/07 22:46

自分の分身と会ってしまった開発者の物語。

姉と弟の2人だけで生活していた弟が自殺。
ドッペルゲンガーを見て自殺したという姉。
主人公のロボット開発者の前にドッペルゲンガー。
そのドッペルゲンガーと言ったら、
酷い行いばかりする奴です。
ドッペルゲンガーとは、
自分がしたい事で抑えている事をやってしまう奴です。
弟が自殺したのは、
自分の分身がする行動に耐えられなくなったんですよね、きっと。

開発者が開発しているロボットはちょっとカッコ悪いですね。
助手になる男も言ってたけど。
でも、このロボットは動けばいいんですよね。
開発者の部屋にロボットが運ばれるのですが、
会社からロボットを取り返しに来ないんですよね。
いいですかね?
いくら開発していたからと言って、
会社の金で開発していたものを勝手に持ってくるなんて。
最後には、ロボットを完成して、
ある会社に売り込みに行こうとしてますし。
ちょっと違うよなぁ。

映画が進むに連れて、
だんだんと、開発者とドッペルゲンガーの
どっちか分からなくなりますね。
今いるのはどっち?元?ドッペル?
混乱しますね。

元同僚の最後のシーンは可哀想でしたね。
こうはやりたくないなぁ。

開発者はドッペルゲンガーにいろいろと頼みます。
ドッペルゲンガーは応えます。
しかし、開発者はドッペルゲンガーを嫌っていて、
開発者はドッペルゲンガーに対して扱いが悪いです。
ドッペルゲンガーを利用してますよね。
ドッペルゲンガーは友好的なのに。
開発者の汚い部分が見えました。
その後にドッペルゲンガーとの間にある出来事が起きるんですよね。

3分割とか2分割とか変わった画が出てきます。
2人は別々の人という事を表したかったのですかね。

ドッペルゲンガーの犯した罪は、どうなるんですかね?
開発者の罪となるんですかね。
何もしてないのに…。

最後の開発者の選択には唖然としました。
よくこんな選択が出来たなぁ。
なかなか出来ませんよね。
この選択をする事が
ドッペルゲンガーを認めた事になるんですかね。
この後の開発者に何が起こるのやら。

もっとおどろおどろしいホラーだと思っていました。
最後の方には、ドッペルゲンガーなんて関係なく、
単なるロボットの奪い合い。
汚い争いですよ。
この展開にはビックリしましたね。