映画「ベイビー・トーク 」2006/02/05 00:12

赤ん坊に関わる人々の物語。

会計士の女性は不倫相手の子供を妊娠し、産みます。
そして、その赤ん坊の心の声は映画を見ている人に届きます。
もちろん心の声なので、映画の中の人物には聞こえません。
この発想がとても面白いと思いました。
また、心の声に合わせた赤ん坊の表情・行動を撮影するのは、
大変だったんだろうなぁと撮影した人々の凄さに感動しました。

会計士の不倫相手は、依頼先の会社の社長。
どうして、会計士がこんな男に惚れたのか、解りませんでしたが、
会計士はある場面で社長に惚れた理由を言いました。
これには、「えっ?」と疑ってしまいましたよ。
いくらなんでもと思ったのですが、人それぞれですよね。
でも、この社長、最低です。
会計士にいい事を言っておきながら、酷い事します。
まぁ、会計士が惚れた理由が、「あれ」じゃしょうがないですよね。

この映画、ちょっと不思議な映像が最初の方に流れます。
白いユラユラした沢山の物体?が丸い黄色い物体?に向かっていきます。
勘がいい人ならば、お分かりですよね?
最初は、「なに?」と思ったのですが、
だんだんとこの映像が何かを解りました。
いやー、凄い映像でした。
この映画って、子供も見るのかなぁ。
アメリカはしっかりしているから大丈夫なんですかね。

会計士に陣痛が起き、タクシーを止めます。
このタクシーの運転手が、いろいろとあって、
会計士の赤ん坊のベビーシッターをする事になります。
運転手がベビーシッターする間はとても楽しい時間を過ごしています。
見ているこっちも楽しくなりました。
ダンスシーンが一番楽しかったです。
テレビを一緒に見ているシーンは本当の親子のように見えました。

赤ちゃん達も会話します。それも心の声で。
このシーンも面白かったです。
本当に心の声と顔の表情が合っていて、いいです。

面白かったです。見て良かったです。
話の内容も良かったですが、
何回も書きましたが、赤ん坊がいいです。
本当に心の声のような事を思っていたら、おかしいですね。
続編もあるので、見てみたいです。