映画「ソドムの市」2006/05/21 00:42

極悪人が起す出来事の物語。

同じタイトルの映画が洋画であると思いますが、
内容は全く違うと思います。
(その映画は見た事が無いので予想ですけど…)
タイトルにはちゃんとした意味がありまして、
それを知ると、あぁ、頭いいなぁと感心しました。

この映画は、映像がなんと言っても凄いです。
新幹線が懐かしいものをだったり。
車にくっ付いているのはどうみても人間では無いし。
などなど、突っ込み所が満載です。
そこがこの映画の楽しいところでもありますね。

女刑事、カッコイイですね。
でも、何も考えずに銃を撃つのは恐いですね。
自分だけ良ければいいんじゃないかと思ってみてたら、
相棒と再会するシーンで…。
酷いなぁ。
犯人の一人を拷問するシーンがあるのですが、
これは、痛過ぎて見てられません。
想像したくもないですね。
凄い事をする女刑事だ。

松村博士のメモに書いてある犯罪。
いいですね。
実行するソドム達もいいです。
特に新幹線の犯罪は好きですね。

渋谷先生を拉致するシーン。
拉致される時の渋谷先生のリアクションがいいです。
殺される人のリアクションも
渋谷先生と通じるものがあって、いいです。
これらのリアクションは計算ですかね?それとも自然なんですかね?

そば屋のシーンもいいですね。
このシーンについては、
いろいろ書いては楽しみが無くなりますので、
この映画見て下さい。
僕は、そば屋のシーン、好きです。

最後のシーンには唖然でした…。
こんな事態になったら恐いですね。

先にも書きましたが、
突っ込み所、満載で、とても楽しい映画でした。
ホラーだと思ってみていたのですが、肩透かしです。
でも、恐い所もありますので、ホラーですよね。
手作り感もあって、それもこの映画の魅力ですね。
ぜひ、見て、いろいろと突っ込んで下さい。

映画「サランドラ」2006/05/22 00:07

寄り道をしたために悲劇に襲われる一家の物語。

最初に登場した爺さんが言ってたような奴は、
いったい、どこに行ったの?
そんな奴いないじゃん。

人のやられ方がグロいですね。
リアル過ぎます。
やられた足首とか、犬の死体とか。

一番下の娘のとり乱れ方も恐かったですね。
それよりも、ちょっとうるさかったかなぁ…。
頭にキンキン来ます。
次男も嫌な顔してるし。

それぞれの敵をやっつける顔は凄かったですね。
一番恐いのは、気が狂った人間なのかもしれないです。

えっ?これで終わりというエンディングでした。
もっと何かあってもいいんじゃないのかなぁ…。

ホラーだと思って見ていたので、
期待していたよりは、あまり恐くなかったです。
最初に爺さんが言っていた奴現れるのかと思って、
ハラハラしてたら…。
この映画は私には合いませんでした…。

映画「ダークシティ」2006/05/23 01:04

謎の組織に追われる男の物語。

超能力バトル。
こういうの好きです。
念力で物壊したりするの。
実際には出来ないので、
映像として表してもらえると嬉しいですね。

謎の組織は、人間とは違っていました。
顔は白。そして宙を浮いていました。
そいつらは人間のある物が欲しいために、
人間にある事をしていました。
これは本当にされたら嫌ですね。
逆にいいという人もいるかもしれないけど、
私は、やっぱり嫌ですね。

主人公達が住んでいる街がどこにあるんだろうと、
最初から疑問に思っていました。
ずーっと暗いんですよね。
だから、タイトルが「ダークシティ」なのかと一人で納得して、
その後は、この事についてはすっかり忘れていました。
最後の方で、街がどこにあるか分かった瞬間、ぞっとしました。
恐いですね…。
私はダークシティには行きたくないなぁ。

最後の戦いの前に、
主人公の男が記憶をフラッシュバックするシーンがあるのですが、
そのシーンでジーンと鳥肌が立ちました。
久し振りに鳥肌立ちましたよ。
こんな事になっていたなんて。
その後の主人公の暴れぶりも良かったですね。

超能力バトル、逃亡劇、楽しめました。
タイトル通り、全体的に暗いのですが、
最後のシーンは気持ちいいですね。
「シェル・ビーチ」には行ってみたいです。

映画「ギター弾きの恋」2006/05/24 00:31

自由なギター弾きの男の悲恋の物語。

この映画の主人公は、天才ギターリストで、
自由を好み、女性とは結婚しないという男です。
そんな彼は、口が不自由な女性と一年以上、
一緒に過ごしていました。
これはいいなぁと思って見ていたのですが、
突然、彼女の前から逃げたそうです。
何故逃げちゃったんでしょうか。
私には分かりませんでした。
やっぱり束縛されて自由が無かったのでしょうかね。

その後、主人公は何故か、他のある女性と結婚してしまいます。
これには驚きました。
結婚しないと言っていたのに、何故?
分かりません。主人公の気持ちが…。
もしかすると、この結婚は束縛ではなく、
単に相手の女性を妻として、
皆に見せびらかして、いい気分になるためにしたんですかね。
バーのシーンで、そうなのかなと思いました。

主人公は、口の不自由な女性と再会します。
その時は離婚していて、彼は自由の身です。
主人公は彼女に一緒に来ないかと誘いましたが、彼女は…。
その後の主人公の荒れ振りで、
主人公が彼女に「恋」をしていた事が表れていました。
人間って失ってみないと分からない生き物なんですかね。
いろいろな知識はあるのに、なんででしょうね?
もしかすると、自分以外に大事だと思ったのは
彼女が初めてだったのかもしれませんね。

当たり前の事かもしれませんが、
自分が大事だと思える人は大切にしないといけないですね。
不器用な主人公がちょっと可哀想でした。

いろいろな人達が主人公の事を説明するのですが、
その中でもウディ・アレンはいいですね。
普通(?)に話していても、何故か笑っちゃいました。
説明があって良かったです。

映画「スケルトン・キー」2006/05/24 23:02

父親を愛していた看護士を目指す女性の悲劇の物語。

主人公の女性はいい人ですよ。
本当に、いい人。
何もこの人を巻き込むなんて酷いですよ。
可哀想過ぎますね。
介護する老人を亡くなった父親とだぶらせてますね。
介護人向きですよ。
でも、外見からは、そうは見えませんね。
人は外見では無いって事ですね。

介護する老人の妻は夫は、
この家に住んでいた主人の殺された召使の男女2人が
呪術で脳梗塞にしたと思っています。
南部では、呪術が信じられているそうです。
信じている人にしか効かないそうです。
それにしても、
召使の男女2人が殺されるシーンは残酷でしたね。
何もここまでする事は無いのにと思ったのですが、
自分達の子供をてなづけようとしたから、
こんな事になってしまったんですかね。

主人公の女性は、介護している老人を助けたいと思い、
呪術について調べるようになります。
コインランドリーの呪術の店で、
ある事を習い、介護の老人にやってみるのですが…。
普通、ここまではしませんよね。
やっぱり、いい人なんですよね。
最初、呪術を信じていなかった彼女が
呪術の店に行く事で、
徐々に呪術を信じるようになってくるのが見えましたね。
介護の老人にやった事が
成功するか、しないのかにハラハラしましたね。
簡単に出来る事では無いと思うんですがね。

呪文のレコード。
ありそうで恐いですね。
いろいろと準備してあれば、
レコード掛けるだけでも効果はあるんですかね。

赤レンガの粉。
これはあったらいいなぁと思いますね。
いろいろと物騒な世の中ですから、
あれば安心出来ますし。

彼女が見た悪夢。
いやぁ、これは恐いなぁ。
こんなの見たら、気分がブルーですね。

雨の中の老人の家からの脱出には、本当にハラハラしましたね。
思わず、声が出てしまいましたよ。
何事にも、事前に確認が大事ですね。

すっかり騙されました。
というか、この映画を作製した方々の思いの通りに見てしまいました。
なので、最後には驚きました。
こんな事、全然思いも付きませんでしたよ。
でも、これは恐いなぁ。

見終えてみると、
タイトルの「スケルトン・キー」ってなんだったんだろう。
確かに、どこの部屋でも開ける事の出来る鍵は登場したけど、
もっと違うタイトルでも良かったんじゃないのかなとも思いましたが、
タイトルがネタバレになりそうです。
こういう謎のある映画のタイトル決めるのって難しそうですね。