映画・DVD「アイ・アム・レジェンド」2008/05/07 00:17

世界を救おうとした男の物語。

がんを完治する事が出来たのだが、
生物を凶暴化するウィルスが出来てしまった。
主人公の男と犬以外、
街に正常な者はいなかった。
男は、凶暴化を抑制する治療薬を見つけるために、
いろいろと実験をするのだが…。

出だしから、ちょっと変わっていて、
最初、故障したかな?と思ってしまいました。
何で、こんな出だしにしたんだろう?

この映画の中では、がんが完治する薬が出来たようで、
これは凄いと思っていたら、
いきなり、3年後…。
街がすっごい事になってました。
この廃れた街は、どうなってんでしょうね?
やっぱりCGなのかな?
だとしても、凄い光景。

街にいるのは、どうも主人公と犬だけ。
ちょっとした主人公と犬の友情物語でもありましたね。
主人公には、妻と娘がいたんですが、
2人とは離れてしまいましたね…。
別れ際に、娘が「パパを守ってね」と犬に言うシーンに、
なんだかジーンと来ました。
主人公がランニングマシーンで走ってる隣で、
犬も同じ事してるのは、ちょっと良かったですね。

犬が暗いところに行ってしまってからのシーンは、
ハラハラしましたね。
「どうして、言う事を聞いてくれないの」って。
感染者は、どうも暗い所じゃないと
活動できないみたいなんですよね。
いや、弱点あって良かった。
弱点無かったら、本当に恐い存在。

暗い中、犬を探すために進む主人公。
ちらっと、感染者が写った時は、ギョッとしました。
姿は、ちょっとエイリアンのよう。
実は、この映画を見る前まで、
CMで流れていたシーンから、
エイリアンが出て来るんだとばかり思ってました。
たぶん、その先入観があるからなんだろうなぁ。

暗い所じゃないと動けないので、夜になると、ヤバイ。
主人公が治療薬のために、
感染者を生け捕りにするために、
罠を仕掛けたんですよね。
すると、感染者も仕返しに…。
これは利口だと思いましたが、
元々、ちゃんとした人間なんだから当然か。
ただ単に凶暴になっただけだもんな。
この後のシーンもハラハラさせられました。
しかし、このシーンで、
悲しい出来事が起こっちゃいましたね。
こうなるのかな?と思ってはいたんですが、
やっぱり、こんな事になるのは、ちょっと嫌ですね。
でも、偉い。忠実に約束を守ったからね。

主人公が暴走して、人間ボーリング。
これは、スカッとしますが、ちょっと無謀でしたね。
しかし、何とも運の良い主人公。
ちゃんと助けがありましたね。
でも、このシーンもハラハラしたなぁ。

助けてもらった人から生存者のいる村が
ある事を聞かされるんですが、
主人公は信じませんでしたね。
神も信じないと言ってる。
確かに、「神がいたら、こんな事にはならなかった」と
思うかもしれないよね。
主人公は1人でいるのが長過ぎちゃったかな。

とうとう家が感染者達に襲撃。
主人公は、最後にある人の声を聞きましたね。
そして、主人公がとった行動は…。
いやぁ、こんな事になるとは
思ってもいなかったので、驚きました。
でも、こうじゃなきゃ成立しないかな?

所々で、主人公は過去を思い出します。
夢で見るみたいですね。
だとしたら、寝起きの気分が悪いですね。
妻と娘を逃げ出そうとするのですが、
妻がスキャンされると、感染と出て、
主人公は怒って、もう一度スキャンさせますね。
で、再度、スキャンすると…。
これって、どういう事?
間違いがあるって事だよね?
だとしたら、他の人だって、間違っているかもしれないのに。
しかし、この後にあんな事が起きてしまいましたね。
これは、ショックだな。
これは、本当に嫌でしたね。

主人公がゴルフの打ちっ放しをあんな場所でしたり、
いたる所に、あるモノを置いてみたりと、
ちょっと面白いシーンもありましたが、
主人公には面白くないですよね。
やっぱり、人間は1人では生きていけないんですね。

ラストシーンは、「確かに」と納得しました。
ラストシーンじゃなくて、ラストナレーションでかな?
こうじゃなきゃ、ならないよね?

んー、良いモノには悪い面もあるんだなと思いましたね。
その結果、こんな大惨事が起きてしまったんですからね。
とても恐い物語でした。
「将来、こんな事が起きても、おかしくないのかな?」とも
思ってしまいますね。
人間が自分で作ってしまったもんだから、
何とも言えないかもしれないですね。
がんや他の不治の病を完治する薬は出来て欲しいですが、
この映画のようになっては、おしまいなので、
焦らず、安全な薬を作って欲しいもんですね。

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