映画「歌え!フィッシャーマン」2005/12/13 01:30

フィンマルクに住んでいる男性達の合唱団のドキュメンタリー。

団員達にインタビューをします。
内容は、合唱の事のみ、
というのではなく、
ある人は奥さんとのなれそめ、
ある人は以前は中毒者だったとか、
いろいろな事について話すので、
面白かったです。

この合唱団には、
96歳のおじいちゃんがいます。
歌ってます。
それに、
「えっ!ちょっと危ないよ」と
思わず言ってしまうような事もしています。
歌っている事で、
こんなに元気でいられるのでしょうか。
熱中出来る事があるといいんですね。

彼らの合唱は、とても迫力があります。
「生きている」と実感出来ます。
胸に、ズシズシ来ました。

この映画で、
彼らは、いろいろな場所、状態で歌っています。
猛吹雪の中とか、
(顔に○○○が作られていました。本当に寒いんですね。)
階段で段々と人数が増えていったりとか。
(このシーンはPVみたいで面白かったです。)

歌っている歌の歌詞もいいです。
印象に残った歌詞は
「素朴の出来事の中に真実がある」
というような歌詞です。
なんか、いいなぁと思いました。

合唱団のある街は、静かな街です。
騒音もなく、自然があって、いいところのように見えました。
余生はこんな所に住みたいです。

ある男性が妻に、
「お前のせいで、アゴが太った」と言いました。
幸せそうでいいなぁと思いました。

コンサートのために、
バスに乗ってロシアに行きます。
その道中、合唱団は、いろいろな”モノ”を見ます。
それを見た団員達は、論争します。
直接的ではありませんが、
団員達を通して、見た”モノ”について、
考えさせられました。

高さ40メートルの像が出てきました。
鳥肌立ちました。
こういう”モノ”がロシアにはあるんですね。
それを見た一人の団員が泣いていました。
考えさせられる”モノ”があります。

コンサートで彼らが歌います。
自然と観客が手拍子。
これにも鳥肌が立ってしまいました。

歌があれば大丈夫だという
団員達の「強さ」も見習いたいです。
あの猛吹雪の中で歌っている団員達に、
私は、励まされました。

歌によって、いろいろな人が繋がっていました。
年齢も関係なしに歌で繋がる事が出来ている
彼らをうらやましく思いました。
私もそんな関係が作れるようになりたいです。

映画「ブルドック」2005/12/13 22:37

麻薬捜査官が麻薬組織に立ち向かう物語。

7年間追いかけた麻薬組織のボスを遂に逮捕。
それによって、抗争が起こります。
どんな組織でもボスがいる事によって統一されているんですね。
そのボスがいなくなれば、「俺が!俺が!」と出てくる奴はいるんですね。
「ディアブロ」という奴が麻薬組織を牛耳ろうとします。正体は不明…。

その抗争に主人公は巻き込まれて…。
酷いとしか言えません。

この映画で、麻薬犬が登場します。
とても可愛いです。頑張ります。
必死に探す姿は本当に可愛いです。
また、見つけた時のポーズもいいです。
どんな犬でも訓練すれば麻薬犬になれるんですかね。

刑務所に入ったボスが「ある事」をきっかけに、
主人公に協力するようになります。
その「ある事」は本当に酷いです。
どうして、「ディアブロ」はこんな酷いことが出来るんだと思いました。

主人公が捜査のため、
麻薬売買する時に、ある男と出会います。
その男の一言で、主人公は感情的になり、
勝手な行動をとってしまい、銃撃戦となります。
この銃撃シーンは、迫力ありました。
敵の中に女の人がいたのですが、
二段落ちでのやられ方がとても可笑しかったです。
笑って、手を叩いてしまいました。

主人公は、勝手な行動をとった罰として、
バッチを取り上げられ、半年休暇、その間は精神科に通院。
復帰は、精神科通院の結果次第と上司に言われます。
首にならずに、半年休暇とは、良心的ですね。
事情が事情ですから、しょうがないんですけどね。

主人公は、「ディアブロ」を探します。
いろいろな危険な場面を乗り越え、
「ディアブロ」の正体が解るのですが…。
今までの出来事が嘘のように思えました。
どうして、こんな事したんでしょう。
「生きる」ためなのでしょうか。嫌ですね。

アクション映画だったので、ハラハラドキドキしました。
スカッとするシーンもありますし。
ぜひ、麻薬犬を見て欲しいです。

ある出来事による主人公の悲しむ顔は、
ヴィン・ディーゼルって、こんな顔も出来るんだと驚きました。
ところで、
ヴィン・ディーゼルって、白人男性ですが、
黒人男性ぽくて、カッコイイですね。
誰か同意してくれる人いませんかねぇ。