映画「ケミカル51」2006/02/20 00:00

薬剤師と麻薬売人の物語。

主人公の男は薬剤師の学校を卒業した日に、
ある行為を警察に見つかり、薬剤師の道が無くなったのですが、
30年後、彼は裏の薬剤師として有名になっていました。
その彼が新しい薬を発明し、その薬の取引を行おうとしたのですが、
そう簡単には取引は成立するはずもなく…。

サミュエル・L・ジャクソンがこのような役をやっている事が新鮮でした。
この映画の役はどちらかというとコミカルな役ですよね。
自分の見ている映画でたまたまなのかもしれませんが、
軍人、しかも上官のイメージが強いです。
このような役も出来るのはさすがですね。

主人公の薬剤師をサポートする麻薬の売人は変わった人でしたね。
お金よりもサッカーの試合のチケットが欲しいなんて…。
それだけサッカーが好きなんですよね。
熱中するものがある事はいい事ですよね。
主人公の薬剤師に自分の車を運転されている時の
助手席に乗っている売人の顔が面白かったです。
薬剤師も意地悪ですよね。

薬剤師はある事を起こした事によって、
やった相手が依頼した女殺し屋に命を狙われますが…。
この女殺し屋が売人の元恋人という、なんとも都合が良い話ですね。
しかもお互い、まだ好き同士という…。
この二人が寄りを戻すのか、どうかにもドキドキしました。

薬剤師達を追いかける刑事とその相棒は、
ちょっと中途半端だったかなぁ…。
相棒がどこか抜けていて、刑事が突っ込む…。
あまり笑えなかったなぁ。
笑えたのは、薬剤師と刑事のカーバトルですね。
薬剤師、切れてますし…。度胸があると言った方がいいのかな。

薬剤師のファッションがちょっと可笑しかったです。
飛行機の前の席の少年も気になってましたね。
私も気になりましたよ。

女殺し屋を依頼した男のやっつ方法が、
まぁなんとも凄かったですね。
これ、本当にこうなるんですか?
いったい何したんだろう…。ちょっと恐いですね…。

女殺し屋が売人の母親に会います。
最初、母親は女殺し屋に罵声を浴びせますが、
最後には許しました。
いい人ですね。
2年間、戻って来なかったのに…。
この母親のような広い心で許せる人になりたいです。

変わった人が出ている、変わった映画でした。
麻薬に関わる人々は、どうしてこうも変わった人達ばかりなんですかねぇ。
やっぱり、薬を使用しているからですかね?
最後の薬剤師の行動には、正直言って、驚きました…。
こういう話は好きです。

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