映画「マーキュリー・ライジング 」2006/09/02 16:32

自閉症の男の子を守るFBI捜査官の物語。

自閉症の男の子は、パズルの本をもらい、
パズルを自分の部屋で解いていた。
そして、男の子はパズルを解いて出た番号へ電話を掛ける。
その後、男の子の両親が…。
FBI捜査官はある事件をきっかけに心に傷を負っていた。
そのFBI捜査官が行方不明となった
自閉症の男の子を捜す事となったのですが…。

自閉症の男の子が解いた暗号(パズル)は、
なんと20億円掛けたそうです。
暗号を作成するのに、こんなにお金が掛かるんですね。
で、その暗号が自閉症の男の子に簡単に解かれたからといって、
暗号を作成した組織がいろいろやっちゃうんですよね。
うーん、実際、こんな事が起きるんのかが疑問なんですが、
自閉症の子が簡単に暗号を解いてしまうのは、
ありそうな気がしますね。
確か、映画「CUBE」の登場人物の中にもいましたし、
その人が活躍しましたからね。

自閉症の男の子の両親は愛情たっぷりですね。
こういう家族いいなぁと思っていたら、
これなんですからね。
いくら映画でも、こういうのは嫌ですね。

FBI捜査官と自閉症の男の子。
最初は男の子が嫌がっていたのが、
「ドライブしようか?」と捜査官が男の子に言った後の
男の子の行動は見ていて、ジーンとしました。
でも、捜査官より、
ある場所で知り合った女の人の方が
男の子と接する時間ような印象を持ちました。
もっと、捜査官と男の子のやり取りがあっても良かったなぁ。
最後のシーンは感動しました。
いいシーンですよね。

暗号作成した組織の親玉は憎たらしくなかったんですよね。
悪役にしては物足りなかったです。
殺し屋?もそんなに憎らしくなかったなぁ。
なんでも消す事で済まそうとするのは頂けないけど。
実際も、こうなんですかね?
だったら、恐いなぁ。
国に関わる仕事は絶対にやりたくないですね。

警備って、何なんですかね?
残業代とか言ってるし。
人の命を守るのが仕事なのに、残業代って?
しかも、帰っちゃうし。
ちょっとガッカリですね。

自閉症の男の子を演じた子は
難しい役を自然と出来るなんて、
凄いですね。

駄目上司って、どこにでもいるんですね。
今まで何やって来たんだろう?
部下から証拠見せられてやっと動き出すなんて、
もっと部下を信用しろっと言ってやりたいですね。
上司が部下を信用しないから、
部下も上司を信用しないんじゃないですかねぇ。

最後の対決シーンも物足りなかったなぁ。
一人対大勢なんだもんなぁ。
しかも、大勢でもかなわないし。
殺し屋のやられ方には「えっ?」という感じでした。
「FBIは何やってんだよ」と。
FBI捜査官はやっぱり強かった。

話が予想通りに行くのがいいですね。
変な裏切りがないのは自然で好きです。
一人の子供の命、大勢の命の選択権しかなかったんですかね?
人の命が懸かっているのならば、
もっと考えて欲しいもんですよね。

映画「恐怖の報酬」2006/09/02 22:49

ニトロをトラックで運ぶ男達の物語。

油田の火災が発生。
その火災を沈めるためにニトロで吹き飛ばそうとしていた。
しかし、普通のトラックで運ぶ事となるため、
トラックの運転手を一人2000ドルで雇う事となった。
そして、4人の男達が選ばれ、
ニトロを運ぶ長い旅が始まったのですが…。

いったい、どこの国なのか、さっぱり分かりませんでした。
油田がある事から、アフリカ大陸辺りの国ですよね?
で、そこに他の国から逃げてきた人々が大勢いるみたいですね。
来るのは簡単だそうですが、国に帰るのは大変みたいですね。
逃げてきた人々は働き口が無いようで、
旅費が稼げないみたいです。
そこに、ニトロを運ぶ2000ドルの仕事と言ったら、
みんな飛びつきますよね。
いやぁ、運転手を選ぶまでは、人間の汚い部分が出ていましたね。
国になんとしてでも帰りたいですよ。
そのためなら…。
もし俺も同じ状態だったら、
運転手の募集になるかどうか考えてみたんですが、
俺はたぶん運転手に立候補しないですね。
その国でどうにかして生きていくようにすると思いますね。
へなちょこなんで…。

ニトロをトラックで運ぶ旅はトラブル続出ですね。
その前にニトロって、どのくらいの衝撃で爆発するんですかね?
このぐらいの揺れだと爆発するのでは?と思ったシーンでは、
爆発しませんでしたからねぇ
それにしても、凄い険しい道を行くんですね。
これでは、いつ爆発してもおかしくないですよね。
この道が近道だったんですよね、きっと。

主人公の男は最初怖気づいていました。
その男の兄貴分のおっさんは度胸があり、頼もしく見えました。
ニトロの旅が続いて行く中で、
だんだんとそれぞれの人間性が出てきましたね。
やっぱり、いつ爆発するかもしれない物を
運ぶんですから、恐くなりますよね。
いろいろあって当然ですよね。

ある障害を乗り越えた時、4人(?)がひとつになった気がしました。
このシーンは良かったですね。
同じ状態の者同士。
こういう連帯感を持てるのはいいですよね。

最後のシーンは、うーん、何でこうなるの?といった感じです。
もっと注意しないと駄目ですよね。
油断は禁物ですね。

約二時間半と長かったです。
途中、ちょっとだれたところもありましたが、
ニトロの旅の数々の障害のシーンでは、
ハラハラ出来て良かったです。
自分は絶対に、こんな事はしたくないですね。
やっぱり、恐いですよ。
へなちょこなんで…。