映画「エイリアン・ネイション」2006/02/08 00:01

短気な人間の刑事とエイリアンの刑事の物語。

物語の世界は、人間とエイリアンが共存している地球です。
ある人間の刑事と相棒が強盗の現場に遭遇し、
犯人達と撃ち合い、相棒が撃たれ、
男は犯人を追いますが、一人逃げられてしまいます。
そして、男の相棒がエイリアンの刑事となり、捜査を続けるのですが…。

この物語の世界に驚きました。
エイリアンも人間と同じ行動をするのですが、やっぱり違うんですね。
その違いが面白かったですよ。

人間の刑事はエイリアンに対していいイメージを持っていないんです。
それなのに、エイリアンの刑事を相棒にします。
この人間の刑事がだんだんと変わります。
また、エイリアンの刑事も人間の刑事の影響を受けて変わります。
この二人の変化も面白いです。
最終的にどうなるのか見ものです。

カーチェイスシーンがあります。これが結構長目にあります。
いろいろな場所でとっています。結構無茶してます。

エイリアンの刑事とエイリアンの検死官?が
エイリアン語で話すシーンがあります。
このシーンも面白かったですよ。

あとですね、人間の刑事がエイリアンの刑事に
あるものを教えるシーンがあります。
このシーンは笑えました。
エイリアンの刑事の発言からして人間より○○○なんですかねぇ。

この映画のエイリアンは頭がいいみたいです。
エイリアンの刑事は英語を3ヶ月でマスターしたみたいです。
うらやましい…。

エイリアンの好きな飲み物もちょっと人間には飲めない?ものですよね。
その飲み物をコップに注ぐシーンはちょっとグロかったです…。
食事中の方は見ない方が良いですね。

エイリアンの刑事の名前、ちょっと変で可哀想ですね。
人間の刑事がその事に気がついて、
エイリアンの刑事に別名を付けてあげましたね。
人間の刑事のいい部分が見えて、良かったです。

この事件の裏には、ある物が絡んでましたね。
どこの世界も、これなんですかねぇ…。

変わった、不思議な映画でした。
この物語を考えた方の発想は凄いですね。

映画「永遠に美しく…」2006/02/11 03:00

二人の女性の若さ、美しさ、そして男を巡る物語。

作家の女性は恋人が出来ると、女優に取られ続けているらしい。
今度は、取られただけではなく、結婚までされてしまった…。
この女優と元恋人の二人の姿を見ている作家の女性の姿は、
何とも可哀想でしたね。幸の薄い女性という感じですね。

その結婚から7年過ぎ、作家の女性は大きく変わりましたね。
ビデオで恋人を奪った女優の出演シーンを見てますね。
作家の女性は何回も見ますね。いやー、凄いですね。
こうやって疑似体験して、スカッとしてるんですよね。
その後の作家の女性の行く先は…。
これも可哀想でしたね。しかし、ここで彼女が何をしていたのかが、
何も描かれていませんでしたね。あるきっかけを得るだけでしたね。

またまた7年経って、とうとう女優と作家の再会となり、
これが発端で、いろいろな出来事が起こるんですよね…。

それにしても「○年後」が多い映画ですね。
随分と時間の掛かる映画だ。
私は、あまり「○年後」って好きではないです。
なんか、手抜きのような感じに見えてしまって。

二人の女性に挟まれている男は優柔不断ですね。
あっちフラフラ、こっちユラユラ。
「どっちがいいか、はっきり決めなさぁい!」
コロコロ変わり過ぎです。
二人は、この男のどこに惹かれたんだろう…。

CG場面もありましたね。
女優の首のシーンは、ちょっとだけ驚きました。

作家の女性は、ある言葉を男に向かって連呼するシーンがあります。
その時の男の顔の表情がいいです。笑いました。
作家の女性に、男が完全に押されていますね。

女優がある屋敷で、
ある物の値段が決まるまで待つ間のしぐさが可愛かったです。
まるで子供みたいです。その後もふてくされた表情も良かったです。

女優と作家の女性が決闘するシーンもありましたが、
もっと迫力ある決闘を期待していただけに、ちょっと残念…。
せっかく人とは、ちょっと違うんだから、もっと決闘しないと…。

最後の二人の姿は予想外でした。
何?こんなんで終っちゃうの?と。

正直にいいますと、あるシーンから急に失速してしまいました。
もっと、はちゃめちゃなシーンを期待していたんですけどね…。
でも、いい教訓もありましたよ。
「口は災いの元」
女性二人は、自分の言葉によって状況を変えてしまします。
下手な事は言わない方が自分のためになる時もあるんですね。

映画「海の上のピアニスト」2006/02/11 16:09

一生を船の中で過ごしたピアニストの物語。

船の中のピアノの上に置き去りにされた赤ん坊は、
船の石炭係?に拾われ、隠れて育てられます。
石炭係が少年になったピアニストに
文字を教えるシーンは見ていて、和みますね。
少年の質問に嘘を教える石炭係。解ります。
少年のためを思って、嘘ついているんですよね。
生みの親より育ての親ですね。
微笑ましいシーンの後に、石炭係の不幸。
ショックでした…。この後、少年がどうなってしまうんだろうと…。
ピアニストになると解っていても、こんな気持ちになってしまいました。

少年がピアノを弾くシーン。良かったです。
独学で覚えたんですよね。
皆、寝静まった頃にピアノを練習していたんですよね。
努力の少年に感動しました…。

ピアニストが大人に成長し、トランペッターの男を出会った後の
ピアノの演奏シーンは見ていて面白かったです。
こんな荒れた海で船が大揺れしている時に、
こんな事をするなんて、どうかしています。
ここが面白かったです。
やっぱりピアニストは年中、船の中にいるので、
船の中での楽しみ方を知っているんですね。
私は、これは恐いのでしたくないですけど…。

ピアニストの曲の作り方に関心。
なるほど、なるほど、曲に合ってますね。
こんな独創的な彼は、バンドのメンバーとの演奏中、「暴走」しますね。
この「暴走」シーンもいいですね。楽しいです。
お客さんもノリが良くていいですね。
しらけるか、盛り上がるか、紙一重のようにも感じますが…。

ある時、ピアニストが二人の男に追われます。
このシーン、面白かったです。
船内を知っているピアニストの方が断然、有利ですよね。
ちょっとコミカルなところがあって良かったです。
もう少し長くても良かったような…。

ピアニストに決闘?を申し込む男が現れます。
ピアノ演奏で決闘?想像つきませんでした。
で、決闘しました。
決闘を申し込んだ男は、いやー、きざっぽくって嫌味な奴。
決闘の勝敗は、どうするのかなぁと見ていたのですが、
勝敗はお客さんの反応なんですね。
この決闘シーンも面白かったです。
嫌味な男が主人公のピアノ演奏を聞いている時の表情がいいです。
演奏もいいですよ。

ピアニストはトランペッターから下船する事を薦められますが、
船から下りようとはしませんね。
でも、この気持ちは、なんとなくですが、解るような気がします。

最後のピアニストは、今までの行動からしても、当然でしたね。
これで違っていたら、しっくりしなかったです。
こういう結果になって良かったとは思っていませんが…。

トランペッターが訪れる楽器屋の主人。いい人ですねぇ。
こんな人、今の世の中じゃ少ないかもしれませんね。

ちょっと気になった事が。
トランペッターの目が左右にキョロキョロするのがとても気になった。
これは、わざと?それともトランペッターを演じた俳優さんの癖?

船の上のみで生活をするなんて、大変ですよね。
私だったら、ちょっと耐えられるか、どうか解らないですね。
ピアニストとトランペッターの友情にちょっとだけ感動しました…。

映画「バースディ・ガール」2006/02/12 09:49

インターネットで花嫁を買った男の物語。

銀行に勤めている男は、
インターネットでロシア女性を花嫁として買います。
実際にも、こんな事がやっていそうですね。
この物語のように裏がなければいいのですが…。

ロシア女性は英語が話せず、あまり会話のない生活です。
男も、会話は大事というような事を言っていましたし、
会話がなりたたないと一緒に生活していくのは難しいですよね。

会話が成り立たない代わりに、夜の生活の方はいみたいですね。
ロシア女性も、男が家にいない間に、物色して、
いろいろと勉強したみたいですし…。

ある日、ロシア女性が「キョウ、バースディ」と言い出しました。
最初は何を突然言っているんだろうって思いましたよ。
男はロシア女性のために、パーティを開きますが…。
見知らぬ男2人が現れました…。
何者?と彼らの行動を見ていましたが、
単なるロシア女性の知り合いではなさそうですね…。
このシーンの時は、彼らがある事を計画していたとは
思ってもいませんでした。

何故か、居座り続ける男2人。
どんな目的があってきたんだろう、早く出て行かないのかなと
思っていましたら、ちょっと問題が発生し、
銀行員の男はロシア男性2人に明日の朝出て行くように告げますが…。
ここから話が大きく変わりましたね。何でこうなるの?と。

銀行員は、彼の性格からすると普通できない行動をします。
これも人のためですよね。
ただ、それがちょっと嫌な方向に行ってしまいましたね。
嫌な方向が判ったのは、車のバックシートの2人の行動からでした。
ちょっと酷過ぎます。銀行員の人の良さを利用したんですね…。

この後は、彼らがどうなるかと言う事が知りたくて、見続けました。
最終結果に、私は満足とは言いませんが、それ近いですね。
銀行員には頑張って欲しいです。

コメディではないのですが、面白かったシーンが何箇所かありました。
まず、ロシア女性がタコ口にされるシーン。
これは笑う状況ではないのですが、
ニコール・キッドマンの綺麗な顔にタコ口というので笑ってしまいました。
あと、レストランでの殴り合い?のシーン。
これはテンポが良くて、私には面白かったです。

こういう事が現実にありそうで恐いです。
銀行員以外の方で同じ体験をした方達が、どうなったのか気になりました。
無事なのでしょうか…?それとも…。
インターネットで買い物をする時は気を付けた方が良いですね。

映画「だめんずコップ」2006/02/12 23:33

解散に追い込まれたハイウェイ・パトロール隊の物語。

いろいろと問題を起こしているハイウェイ・パトロール隊が
解散の危機になり、挽回するために、
ある事件を解決しようと頑張るのですが…。

コメディなんですが、私には笑えませんでした。
合いませんでした…。
この映画を見る前に、気分が落ち込んでいましたので、
この映画で気分を明るくしようと思って見たのですが…。
残念です…。
こういう映画も見ないと、
自分に合った映画に巡り合えないですよね。