映画「さよなら、クロ」2006/09/26 01:08

高校に住み着いた犬の物語。

高校生が犬に食べ物を与えてしまった事で、
その犬が高校まで付いてきてしまった。
名前の無い犬は、クロと名付けられ、
高校に住み着くようになった…。

最初の方のシーンは、クロにとって可哀想なシーンでしたね。
これは、しょうがないのかなぁ。
どうにかならなかったんですかね。
そのままにするというのが、ちょっと頂けないです。
でも、そのおかげで、
高校生と出会う事になったんですから、
結果オーライですね。

クロが高校に来た時は、文化祭ですか、やってますね。
自分の中学、高校の時の文化祭を思い出しました。
中学の時は
アニメ・パーマンに出てくるバードマンに仮装しました。
ちゃんとUFOもダンボールで作ったんですよ。
あと、キャンプファイヤー。
これは高校の時でしたが、
他校の名前が書かれた板?紙?を燃やして盛り上がったなぁ。
いい思い出です。
そんな事を思い出させてくれたシーンでした。

クロが教室のドアを叩きます。
すると、ドアの近くにいる生徒がドアをそーっと開けるのですが、
この時のドアを開ける生徒の顔が良かったです。
表情がいいですよ。
また見たくなりました。

クロの表情もいいです。
用務員のおじさんをジッと見る時の表情良かったですね。

クロと出会った高校生とお友達(男1人、女1人)は映画に行きます。
見た映画は…。
ほぉ、この映画が公開されていた時の話だったんですね。
月日が流れて、映画のポスターが…。
へぇ、この映画が公開された時なんだ。
よく分かりませんが、面白いです。

クロと出会った高校生の友達(男1人、女1人)の2人だけで、
映画を見終わった後に、ある出来事が起こります。
こんな事って、あり?と思わず、言ってしまいまいした。
これは、ショックだよなぁ。

高校生達がクロのために動きます。
初めに動いた高校生がいいですね。
反発しながら生きてますね。
でも、やる時はやる。いいですね。

クロがお世話になった獣医夫婦がいい夫婦です。
こういう夫婦に憧れます。
また、柄本さんのベテラン獣医がいいです。
俺だったら、この先生は信頼出来ます。

最後の方のシーンでの校長先生の言葉と、
主人公の同級生の妻の言葉にジーンと鳥肌が立ちました。
校長先生の言葉も良かったのですが、
特に、同級生の妻の言葉が良かったです。
何も知らないなりに感じ取っている事が分かってますね。
この女の人は、いい人ですね。
嫁にもらった同級生は幸せ者ですね。

ラストシーン、綺麗でした。
山があってパノラマで。
そして、ラストシーンで流れる曲も、
このシーンにマッチしていて、
これまた鳥肌が立ちました。
この曲、好きです。

面白いという映画ではありませんが、
胸が温かくなる映画でした。
クロのために、人々が動く姿に感動しました。
人間っていいなぁ。
犬もいいなぁ。

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