映画「ドア・イン・ザ・フロア」2006/08/21 00:13

作家の男とその妻と作家の助手の青年の物語。

夏の間、別居する事に決めた作家の男とその妻。
2人には娘が一人いた。しかし、壁の写真には2人の男の子が。
作家の元に助手として、青年がやってきた。
青年は作家の妻に一目惚れ…。

全体的に暗く静かな印象を受けました。
ただし、モデルの女の人の家では違ってましたが。
もう何年も連れ添った夫婦。
こんな風になっちゃうんですかね。
悲しいかな。

青年は作家の妻に惚れて、ある行為をしてしまいます。
それを作家の妻に見られてしまい、…。
これは、悲しいですね。
俺だったら嫌ですね。
彼らは、その後、その行為について話してましたからね。
俺だったら逃げちゃうなぁ。

海のシーンが何回か出てきます。
賑わっている海ではなく、静かな海という感じがします。
妻の心情が表れているようです。

作家は駄目男ですね。
顔がカッコイイかもしれないけど、だらしない…。
女の人の絵を描いているのですが、
その絵がなんとも言えないです。
よく、こんな絵が描けたなぁ。
それを絵のモデルの女の人に上げるなんて。
凄いです、この親父。
そして、作家とモデルの女のシーン。
笑えないですね。自業自得。
でも、
夜、泣き叫んでいる娘が、
妻が来た事によって落ち着き始め、
自分ではこんな事が出来ないと知り、
落ち込む姿はちょっと可哀想でしたね。
どんなに愛情を注いでいても母親には敵わないんですよね。
これは父親として厳しいですね。

最後に2人の男の子供の事について分かりますが、
むごいですね。
こんな事になるなんて思いませんよ。
夫婦はさぞかし苦悩したんでしょうね。

遅かれ早かれ、こういう結末を迎えるんですよね。
まぁ、寂しい事ですが。
娘の成長が気になりますね。