映画「好きと言えなくて」2006/11/02 23:39

ラジオでペット相談をする女獣医の物語。

ラジオでペット相談をする女獣医は、
自分の容姿が気に入らないために、顔を公表していなかった。
ある日、ラジオの番組に、カメラマンから相談の電話が入り、
獣医のアドバイスで、解決された。
カメラマンは、獣医に会って、お礼をしたいと言い、
2人は会う約束をしたが、獣医は約束をすっぽかし、
カメラマンは待ちぼうけを食らう。
カメラマンは我慢できずに、ラジオ局にいると、
ブースに入っている女性を発見。その女性はというと…。

この映画のテーマは、「容姿ではない」と訴えたいんですよね?
そうですよね?
これには、私も納得します。
どんなに容姿が気にいっても、お互いに気が合わなければ、
駄目になってしまいますからね。
本当、容姿は最初だけですよ。

主人公の女獣医は、自分の容姿を嫌ってるみたいですが。
私には、そんなに悪い容姿だとは思えないんですけどね。
なんで嫌うんでしょう?
たぶん、今まで人から容姿について、
あまりいい事を言われなかったからなんですかね。
悪くないと思うんですけどね。
獣医は知的で話も面白く、私は好きです。
モデルよりも獣医の方が好きです。
最初に、カメラマンに嘘をついた事で、
おかしくなってしまいます。
何度か嘘をついていた事を
カメラマンに言おうとするのですが、なかなか…。
この映画の状態になってしまっていたら、
嘘を付いていた事を話すのは難しいですよね。
いつカメラマンに嘘が分かってしまうのか、ハラハラしました。
そして、嘘が分かった後、カメラマンがどうなるのかと。

獣医とある事で知り合いになったモデルは美人ですね。
そんな彼女の言葉で、「中身はカラッポ」という、
とても印象的な台詞が出ました。
外見だけ良いから周りにチヤホヤされているのでしょうか?
彼女は、中身がカラッポだという事を無くしたくて、
キャスターのオーディションを受けようと頑張ります。
この考えは好きです。頑張って欲しいと思ってました。
ただ、獣医との関係が良かったのに、
だんだんと悪くなってしまうんですよね。
彼女も悪い人ではないんですよね。

カメラマンも、どうして気が付かないんだぁと何度思った事か。
実際、こんな風になったら、気が付かないものなんでしょうかね?
経験が無いので分かりませんが、
よ~く考えれば、分かるような気がするんですけどね。

カメラマンがラジオの番組に相談の電話をしたのは、
ある一匹の犬が原因でした。
この犬、どこかで見た事があるような無いような…。
まぁ、気のせいでしょうが。
この犬の表情がいいんですよね。
なんとも切ない表情を見せるんですよね。
いいなぁ、犬飼いたいなぁ。

一つ気になる点がありました。
映画の話の中では無いのですが、
エンドロールのキャストの一番初めが、
モデル役のユマ・サーマンだったんですよね。
これには、思わず、「えっ?」と目を疑ってしまいました。
どう見たって、主役は獣医なのに。
これって、もしかして、力って奴ですかね?
だとしても、納得いかないですよ。

この映画は少女漫画みたいな映画でした。
今日は、この映画の前に2本見ましたが、
やっと映画を見たという気分になりました。
良かった、良かった。

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