映画「スリープウォーカーズ」2006/11/25 10:51

変わった親子の物語。

母親と息子の2人家族。
この2人、実は人間ではなく、スリープウォーカーだった。
彼らは、処女の精気を吸って生きていた。
彼らは猫に弱く、唯一の弱点だった。
そんな2人が新しく、越した街で、
息子が転校先の少女をターゲットにしようとするのですが…。

この映画もスティーブン・キングです。
今回も、そんなに恐くありませんでした。
自分が見た感じでは、
母と息子の切ない物語とも取れますねぇ…。

この親子、おかしいんですよね。
いったい、どうなっているんだ?
2人でダンス等したりします。
まるで恋人同士のような感じです。
スリープウォーカーにとっては、普通の事なのかな?
でも、まさかと思っていた事もしてしまうのには、
正直、驚きました。
真の姿に戻らないで、行うのは、どうなんでしょうね?
やっぱり、真の姿は醜いと思っているのかな?

猫が唯一の敵というのがいいですね。
確かに、人間に対しては、異常に強いんです。
でも、猫となると…。
物凄い差がありました。
こんな事でやられるんだと見ていて思いました。

この映画も残酷なシーンが多かったですね。
冒頭のシーンの猫達には、猫好きにはショックを受けますね。
猫好きではなくても、ショックは受けるかな。
今だったら、どこから苦情が来そうな映像でした。
人が襲われるシーンも半端なくやってます。
グロかったです…。

息子は、ターゲットにした少女を
好きになっていると思っていたんですが、
結局はどうだったんですかね?
写真にまで、あんな印を付けていたし。
母から言われた一言で、心変わりしちゃったのかな?
自分は、この映画とは、別の展開を予想していたので、
ちょっと残念でした…。

猫の大群シーンは迫力ありますね。
猫って、何か独特の鋭い感性を持っていそうですよね。
こうやってみると、猫には守り神的なものが
あるんじゃないかと思えますね。
前に見た「スティーブン・キングのキャッツ・アイ」でも、
猫が活躍していましたからね。
警官と一緒にパトロールしていたクロビスは、
賢くて可愛いですよね。

母と息子の不思議な物語でしたね。
彼らもしょうがなく人間を襲うんですよねぇ。
複雑ですねぇ…。

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