映画・DVD「ナンバー23」2008/07/17 00:08

「23」の数字にまつわる本を読んでしまった男の物語。

主人公の男は妻から誕生日プレゼントとして、本を貰った。
その本には、「23」の数字に苦悩する男が描かれていた。
主人公の男は、本を読み進めてみると、
自分と本の主人公に多くの共通点があると知り、
「23」の数字と本の著書について調べ始めるのですが…。

主人公を演じているには、ジム・キャリー。
笑い無しの演技で、とても新鮮でした。
「23」にまつわる本を読んでから、
主人公がちょっと変になってしまいます。
そんな状態になってしまった主人公を
上手く演じていたと思いますよ。

主人公は「23」にまつわる本を読み、「23」について考えます。
でも、ここで出てくる「23」についての考え方が
どう見ても、こじ付けのように見えるんですよね。
最初は主人公だけだったのが、息子まで。
最後は妻も一緒になって、謎を解明しようとします。
謎を解明した時に、ある事実が明らかになってしまいます。
この後の3人の姿は、
本当に絆がある家族になったように見えました。
こんな事が無くても、仲の良い家族なんですがね。

「23」にまつわる本を書いたのは予想とは違ってました。
これは、やられました。まさか、こんな事があったなんてね…。
しかし、そうだとしたら、こんな風になっても仕方ないかな…。

正直に言いますと、もっと恐いもんだと思ってましたが、
思ったよりも恐くなかったです。

本の第2章の映像が面白かったです。
ずーっと続いていて。こういうの好きです。

主人公が追いまわす犬は、ちゃんと知っていたんですかね?
なんかそんな感じがするんですよね。違うかなぁ…。

あまりハラハラ、ドキドキしませんでした。
途中から結末を目指して、見ていました。
ちょっと残念でした…。