映画・DVD「スティーブン・キングのデスペレーション」2008/11/10 00:16

人に乗り移るモノに襲われる人々の物語。

車で移動中の夫婦はパトカーに止められ、
保安官が車の中から、ある物を発見し、夫婦は連行されてしまう。
パトカーに乗った夫婦は町の様子を見て愕然。
夫は殺されてしまい、妻は牢屋に入れられてしまった。
保安官の行動は異常だった。
何故なら、保安官の体は、あるモノに乗っ取られていた…。

これは、ちょっと恐い話でした。
助けてくれる人が敵なんですからね。
保安官がこんな調子だと
どうしたらいいんだろう?って考えちゃいますね。

標識にあるモノがあるんですが、これもちょっと気持ち悪いね。
何で、こんな事したんだろ?分からないですね。

夫婦が連れてこられた町が凄い状態になってました。
何で、この状態で大丈夫なんだろう?って思いましたよ。
あまり人が立ち寄らない町なんでしょうね、きっと。
でも、誰かしら、変だと思わないのかなぁ。

保安官が牢屋に入っている少年に
「お前を創造したのは誰か?」とか聞くんですよね。
なんか変な事になりそうだなぁ…と思ったら、
この後も、神がどうのとか出てくるんです。
こういう、神が何とか…というのは、ちょっと苦手ですね。
何でだか分かりませんが…。

ハーレーで旅してる作家も捕まってしまいましたね。
この時に、たぶん、見ている人は、ある事に気付くはずです。
この保安官、汚いね。

作家を乗せたパトカーが通る道路の両脇を見ると…。
この光景、凄かったですね。
これは現実にあったら、本当に恐い。
通りたくないです。何か起こりそうで…。

保安官が捕まえた人々を連れてくる町が
タイトルの名前みたいなんですが、
町に、こんな名前、普通つけます?
なんか変ですよね?
どういう意味で、こんな名前にしたんだろう?
ちょっと知りたいです。

作家を追っていたトラックの運転手と
ヒッチハイクの女も町に到着。
あっちこっち行っては、
いろいろと良いリアクションしてくれましたね。
変なモノを触ってしまったら…。
これは、どうなるのかな?と思って見ていたら…。
こういうオチですか。

保安官が少年の母親を連れて行ってしまいました。
少年は母親を助けようとするんですが、牢屋から出られず…。
そんな時、少年にある事が起きるんですよね。
そして、少年は牢屋脱出を試みます。
このシーンは、ちょっとハラハラしましたね。
しかし、こういう手があったんですね。
これは、少年だから出来るってもんですよね。
少年の勇気に関心しました。

署内がすごい状態になっていましたね。
他の保安官は、あんな事になってるし。
ある部屋の上の方には…。この人、可哀想ですね。

少年は牢屋に入っている皆を助ける為に、ある事をします。
これは、ちょっと恐いですね。
でも、この少年、本当に勇気ある。

少年と少年の父親に対しての作家の突っ込みは正解です。
俺もその場所にいたら、そう思います。

皆で、ある場所に隠れるんですが、
何で、もっと遠くに逃げないんですかね?
応援とか呼べばいいのに…と思ったんですけどね。
そうも言ってられないか…。

この騒ぎの原因が不思議な事でしたね。
これが原因ならば、もう受け止めるしかないですね。
どうすればいいかなんて分からないし。
少年が当時の映像を見るんですが、
最後の方は暴力的なシーンでしたね。
なんか酷かったです。

皆で、捕まった人を助けようとするんですが、
1人だけ、反抗するんですよね。
すると、その人に不思議な事が起こってしまうんです。
これは、もしかして、神が見せたって事なんですかね?
そういう事になるんだろうなぁ…。
そして、何故か、あの人がいる。尾行してきたって事?
そんな感じじゃなさそうなんだよね。突然、現れたし…。
これも神がやった事とか?

捕まった人、ある事に気が付きましたね…。
この人、賢いね。
この後の行動が凄かったです。
この人も勇気あるね。

この騒ぎを終わらせようと、皆で、ある場所へ。
そして、ある人がやってくれましたね。
この人がある事をする時に、
言った事の中にある人物の名前が出てくるんです。
これがちょっと面白かった。

最後は、ちょっと「ん?」って
思ってしまうシーンが多かったですね。
アルバムが何だったのか分からなかったし。
その中に、何で、この写真が…ってのも。

ちょっと酷いなぁと思ったのが、
最後のシーンに、字幕の無い台詞があったんですよ。
これは、どういう事なんでしょうか?
ミス?それとも意図的に入れなかった?
どっちなんでしょう?

やっぱり、「神」という言葉が出てくると、
普通のホラーとは違うように見えちゃいますね。
難しい話だと思えちゃうんです。
ちょっと変だなぁと思う事もあって、
人々に乗り移っていたモノは実は…とか、
ある人の心変わりの早さとか、
少年の神への気持ちだとか。
やっぱりスティーブン・キングの話は単純では無いんですね。