映画・DVD「テラビシアにかける橋」2008/11/20 00:15

転入生の少女と仲良くなり、幻想の国で成長する少年の物語。

いじめられていた少年は競走だけは得意だったが…。
転入生の少女は少年の家の隣の家に住んでいました。
2人は川を渡る為のロープを使い、向こう岸へ行くと、
幻想の国があり、一緒に行動する事で、
2人は仲良くなるのですが…。

少年の家族は女だらけですね。
姉が2人に妹が1人。
少年は競走でクラスの皆に勝つ為に練習していたんですが…。
ちょっと可哀想な事が起きてしまいましたね…。
いくらなんでも、母親の仕打ちは酷いよね。
どうにかしようとする少年の姿がとても可哀想でした。
そして、競走は…。

少年の学校には、酷い子がいるんですよね。
トイレに入ろうとする子達に…。
これを学校が許しているが酷いですよね。
こんな酷い学校、行きたくないです。
しかも、こいつがバスの後ろの席を独占してるんですよね。
お山の大将ですね。上の学校行ったら、一番下になるのにね。

少女が作文を発表するんですが、
とても小学生が書いたものとは思えませんでした…。
まぁ、彼女の両親が作家だから、
こんな文章を書けるんでしょうかね?

少年の誕生日だったらしく、
父親からプレゼントもらってましたね。
でも、これはなぁ…。こんなのよりも靴買ってあげたの?
そして、少女からもプレゼントもらってましたね。
やっぱり少女は金持ちなんだね。
少年、驚いてたし。

少年と少女は川の上にあるロープを見つけます。
そして、2人ともロープを使って、遊ぶのですが、
このシーンがとても楽しそうでしたね。
上を見ると…って言われてやってみる少年。
ちょっとやってみたくなりますね。

少年の家には温室があって、そこで育てているんですが、
動物が荒してるという事で、父親は罠を仕掛けてるんです。
で、罠に掛かった動物を…。
たまたま少年が罠に掛かった動物を見つけて…。
それを知った父親の態度が何だかなぁ…って感じでした。
まだ子供なのに、こういう事を言うんですかね?
夢が無いなぁ…。

妹のお菓子が酷い奴に取られたんです。
妹は少年に取り返してと言うのですが…。
これは、ちょっとカッコ悪かったけど、
しょうがないかなぁ…。

少年と少女に新たな仲間が加わりましたね。
新たな仲間はとても勇敢で、あるモノに立ち向かってました。
新たな仲間、可愛かったです。
でも、立ち向かった、あるモノは少年と少女が
思っているのとは違ってましたね。
やっぱり見た目で判断してはいけませんね。

少年と少女は妹の為に仕返しします。
この仕返し、ちょっと悪いよなぁ…。
人の心を…ってのが良くないですよね…。
でも、酷い奴の机を探す為のアドバイスとして、
少女が言った事は正解かも。この表現、面白かったです。
仕返しをした事が分かった時の妹の顔が
すっげぇいい顔してましたね。

少年は少女の家の壁塗りを手伝います。
そこで、少女の家族の在り方を見てしまうんですよね。
これは、いい家族ですよね。何でも楽しむみたいで。
少年は、うらやましく思わなかったのかな?と思いました。

少年の絵を憧れの先生に見られてしまったのですが…。
良かったですね。少年、嬉しかっただろうなぁ。

学校で、ある異変が起きましたね。
それは、帰りにも影響してましたね。
こういう姿を見てしまうと、ちょっと同情しちゃいますね。
友達だったんじゃなかったんですかね?

少年は父親から、あるモノを預かるのですが…。
この時の父親がちょっと嫌な感じでしたね。
まぁ、少年も悪いかもしれませんが…。

あるモノは、ある所にありましたね。
それを取る為に、少年は行くんですが…。
このシーンで、少年が成長した事が分かりますね。
なんか頼もしく見えました。こういうの好きです。

少年が少女の姿を見続けるシーンがあるんですが、
「あれ?もしかして…?」と思ったのは俺だけでしょうか?
深読みかなぁ…。そんな感じに見えたんだけどなぁ…。

少年は憧れの先生と美術館に行きます。
少年は車に乗り、出発するんですが、
この時の少年の気持ちが分かりますね。

少年が美術館から帰ってくると、ある事が起こっていました。
家族の表情がいつもと違うから、何かあったと思いましたが、
少年が美術館に行っている間に
こんな事が起こっていたとは予想もしていませんでした…。
すっごく切なくなりました…。

少年の周りの人達が変わりましたね。
そりゃ、変わるのが当然か…。
しかし、変わらない人間もいて、
少年に対して、悪い冗談を言うんですよね。
これに対する少年の行動は正しいと思いますが、
別の行動の方が良かったよね。

ある事をすれば良かったと後悔する少年が
とても可哀想でしたね。
確かに、あそこで…ってのはありますが、しょうがないかも…。
もともと危ない感じでしたからね。

最後は、「あぁ、そういう事なんだ…」と思わず言ってました。
すっかり忘れていましたよ、この映画のタイトルを。
これには、鳥肌が立ってしまいました…。
少年が成長する姿が見られましたね。

ある場面まではファンタジーで、
いいなぁ…と思って見ていたんですが、
ある場面からは現実に戻されてしまいました…。
こういう話だとは思ってもいなかったので驚きました…。
なんだか現実を教えられたようです。
子供が見て、どう思うかな?と思いました。
大人が見ると、いろいろと思ったりしそうですね。
見終わった後は、ちょっと複雑な気持ちになってしまいました…。