映画・DVD「ピース」2008/11/05 00:33

殺人鬼に襲われてしまう卒業旅行中の若者達の物語。

卒業旅行中の若者達は近道でトラックに突っ込まれそうになる。
車はパンクして止まってしまい、トラックと離れてしまう。
パンクの修理をして、先を進む若者達は、ゲームを始める。
いつの間にか、車はトラックに追いつき、
運転手はトラックを挑発するのですが…。

若者達が何故か分からないけど、
殺人鬼に襲われてしまう内容です。
よくあるパターンと言われれば、そうですよね。
こういうの好きみたいです。
何度も同じようなの見てるし。
でも、ここで重要なのは殺され方なんですよね。
いかに面白く殺されるかなんです。

最初の犠牲者は、ちょっと可哀想でしたね。
いろいろと言ってるのに、言う事聞いてくれなかったから…。
見事に…でしたね。
最初の犠牲者を元に戻そうとする女性がちょっと恐いね。
気持ちは分かるんだけど、これではねぇ…。

2番目の犠牲者は、地味でしたね。
なんか普通っぽくて、あまり面白みがありませんでした。
こんな風に思ってしまうのも危ないかもしれないですね…。

3番目の犠牲者は、はっきり見たかったなぁ。
これはホラーの定番ですからね。
この道具もよく出てくるよね。
この道具と言ったら、
やっぱり、あの映画を思い出しちゃいますね。
やられ方は、あまり面白み無かったけど、
やられる時に言った事が面白かった。
こう言えば、助かると思ったのかなぁ。

4番目に入れていいんだか分かりませんが、
この人は、ちょっと可哀想でしたね。
たまたまって感じですよね。
運が悪いとしか言えない…。
それにしても、殺人鬼の仕事は早いね。
すぐに、この状態なんですからね。

5番目の犠牲者は、何で?って思っちゃいましたね。
相手の方が力強いって事ですか?
そうには見えないんだけどなぁ。
あまりの恐さに抵抗できなかったのかな?
でも、この人は自分勝手な行動しちゃったんだから、
自業自得かもなぁ…。
こういう時は単独行動は禁物だよね。

6番目の犠牲者は、残念…って思わず言ってしまいますね。
でも、やってくれましたね。お見事でした。
しかし、何で?ちゃんと確認してから使わないと…。

最後の犠牲者は、別に死ななくても良かったのになぁ…
って思いますよね。こうなったのも、あいつのせいだよね。
あいつが余計な行動しなければ、こんな事にならなかったのに…。
この展開には冷めました…。一番嫌な展開だった…。

やられ方以外で気になった事があったので、
好き勝手に書いてみたいと思います。

車のパンク修理しているのが、あの人ってのが変な感じでしたね。
しかも手際が早い。慣れてるのかな?
本当なら運転手が行うものなんじゃないんですかね?
運転手は口ばかり達者に見えた。

若者達が出会った少女には…。
一体、どういうイキサツで、こうなったんだろう?
最後まで見て、少女がどうしているのか分かるんだけど、
分かってからの方が益々分からなくなった…。
殺人鬼の考えは普通じゃないって事なのかな?

運転手が面白い事を言うんですよね。
分かってんじゃん、この人。
なのに、何でかなぁ…。
何で、あぁいう所に隠れようと思ったのかなぁ。
分かってる癖に、こういう事してくれるんだもんなぁ。

助けを呼ぼうとした人、完全に遊ばれてましたね。
殺人鬼、本当に残酷な奴だなぁ…と思ったら…。
あれ?何で?どうして?って事になっちゃいました。
何があったんだろう?

保安官が若者達の車を発見し、車中を見て…。
この人、慣れてないんですかね?
でも、普通じゃないからなぁ。
こうなっても、しょうがないかな。
ちょっと可哀想でしたね。

殺人鬼が変な事を言うんですよね。
もしかして、過去に何かあったから、
こんな事をするようになった…?
そんな感じにも捉えられる言葉だったんですよね。

怖い気持ちを紛らわす、変な数え歌は、逆効果では?
何もこんな時に歌わなくてもね。

殺人鬼との対決。あれ?意外な内容でしたね。
しかし、何で、ちゃんとしないのかなぁ…。
こういうホラー映画の主人公にありがちなミスしてますよね。
やっぱり「確実」にやらないとね。

殺人鬼がある事をする場所には、不気味なモノがありましたね。
ビンに入っていたのって、もしかして…?
これは、ちょっと気持ち悪い。

殺人鬼が死体に対して、行う事も酷かったね。
一体、何の為に、こんな行動を?
もしかして、特に意味は無いのかもしれないね…。

ラストは、ホラーお決まりのパターンでした。
しかし、どうして、あんな状態だったのに…?
おかしいよね?結構、派手だったのに…。

そう言えば、ホラー映画にありがちな
Hシーンが無かったなぁ…。
だいたいHしている最中に
やられちゃうんですが。
お色気シーンは、最初のゲームだけでしたね。
やっぱり、ホラー映画には、Hシーンが無いと。
あと、最初の犠牲者は、
胸の大きい女性で、
キャーキャー言いながら逃げないとね。

パッケージからして、ちょっと不気味なのかな?
と思ったんですが、思ったほどでも無かったですね。
気持ち悪かったのは、
最初の犠牲者の姿と殺人鬼のビンの中身くらいかなぁ。
運転手がもっと面白くしてくれれば良かったのに、残念…。
これ見るんだったら、「罰ゲーム」をお薦めしますね。

映画・DVD「みえない雲」2008/11/05 21:17

原発事故によって悪い状況に置かれてしまった少女と青年の物語。

高校に通う少女は、授業で青年に助けてもらいます。
それから青年の事を気になり始めた少女。
テスト中、青年から手紙を渡され、少女は青年の待つ場所へ。
お互いの気持ちを知った2人は…。
しかし、2人の幸せな時間は、警報が壊してしまい…。

愛の物語ですね。
あと、スケールが、ちょっとデカイですよね。
折角、少女と青年は良い関係になれたのに、
警報によって逃げないといけなくなるんですよね。
この警報というのが原発事故の警報なんです…。
タイトルの「みえない雲」というのは、
原発事故で起った事で出来た雲のようで、
その雲から降る雨には放射能が入っているんです…。
なので、皆、空を見ながら、
雲に追い掛けられながら逃げます。
雲って、ゆっくり動いているように見えて、
案外早いかも…。
道路が封鎖されて、
動く事が出来ず…ってのが一番嫌でしたね。
どうして、道を塞ぐかよって、
ちょっと怒り気味になりました。
その先の事を考えてなんでしょうが、
ちょっと違うような気がしましたね。

テストの監視官は馬鹿な奴だね。
ちゃんと確認もしないで決め付けて。
「そう思うんなら、あんただけいなさい」
と言ってやりたかった。
たぶん、この人も逃げたんだよね…。

少女は家に戻ると、既に弟がいましたね。
母親は出張で別の場所にいましたが、
その場所がまずかったですね…。
電話を待つシーンは、ハラハラしましたが…。
なんか嫌でしたね。何が起こったんだろう?って。

少女と弟は自転車で移動する事に。
ここで、まさか、あんな事が起るとは
思ってもいませんでした…。
これは、一番嫌だったシーンですね。
こういうのは、本当に良くないよね…。

駅のシーンが凄かったですね。
物凄い人数の人が押し寄せて…。
これは迫力ありました。
そこで、少女は、ある人の姿を見掛けるんですが…。
その為にだったのか分かりませんが、
少女は、思い切った事をしちゃいましたね…。
このシーンも嫌なシーンでしたね。

少女が目覚めると病院でしたが、少女の体は…。
あんな事があったら、当然なんですが、
現実にこうなってしまうとショックが大きいですね。
自分も同じようになったら、たぶん、気が変になるかも…。
でも、そんな少女を隣のベットの子が優しくしてくれましたね。
少女が抱きしめられるシーンは、なんだか良かったです。

病院に青年が少女を訪ねに来ましたね。
彼、生きていたんですね。
2人が抱き合うシーンは、鳥肌が立ちました…。
2人が屋上で過ごすシーンは、幸せそうで
見てるこっちの暗い気持ちを明るくしてくれました。

またもや、幸せな2人を切り離す事が起ってしまいましたね。
これは、悲しいけど、しょうがないかもなぁ…。
気持ち分かるし…。
少女が青年に言う言葉の意味が分かるのが悲しいですね。

少女は病院を出て、叔母の家で暮らす事になり、
学校にも通うようになりましたね。
しかし、少女は強い人ですね。
普通だったら、叔母さんがプレゼントしたモノを使うのに。
あまり気にしてないように見えるのが凄いですよね。

少女は友達と再会するんですが、
友達の言葉に、なんか棘がありましたね。
やっぱり、あの事で裏切ったと思ったんですかね。
これは、悲しいけど、しょうがないかもね…。

少女と青年の愛は深まりましたね。
「このまま、行くのかなぁ…」と思っていたら…。
確かに、こんな事になるのは、変じゃないですよね。
でも、こうなると、やっぱりショックですよね。

少女は青年から、ある事を告げられて…。
これは、ショックが大きいですよね。
本当は、どうにかしたいのに、
どうする事も出来ないんですからね…。
しかし、少女は、ある事実を知り、
青年の気持ちが分かるんですよね。
お互いがお互いを思ってるなんて、いいですよね。

少女の希望で、2人で、ある事をします。
これは、切なかったですね。
本当は、こんな事にならずにも済んだのにね…。

ラストの2人の様子を見て、少し明るくなりました。
青年が少女に言った言葉も憎いですよね。
本当なら、いいんですけどね。

こんな映画だと思っていなかったので、
凄くショックを受けました。
原発事故によって、どんな事が起ってしまうのかも
疑似体験出来て、改めて、事故の恐さを知りました…。
こんな悪い状況にもめげずに2人で生きようとする
青年と少女の姿に感動しました。
悲しい出来事も多く有りましたが、
2人は強く生き続けて欲しいと願ってしまいました。
この映画は、本当にお薦めです。
ショッキングな映像がありますが、見る価値はあると思います。
この映画から、得るものは沢山あると思いますよ。