映画「1.0 ワン・ポイント・オー」2006/11/14 01:00

中身の無い箱が届いた男の物語。

自宅で、コード解析の仕事をやっている男の元に、
差出人のない箱が届いた。
箱を開けると、中には何もなかった。
その箱を処分し、外出して、部屋に戻ると、
また同じ箱が届いていた。
その後、中身の無い箱が何回も届き、
男の周辺で変な出来事が起こり出した…。

途中まで良かったんですが、
最初のHシーンは不思議な感じがして、
流れを壊していないのですが、
最後の方にあったHシーンは、
正直、いらないのでは?
なんで、Hするの?こんな大変な時に?
大変な時だからこそ、今、Hしないといけないの?
後悔するの?ふーんって感じです。

主人公の男のアパート住人は
ほとんどの人が、コンピュータに詳しいみたいですね。
仲のいい近所のおじさんは、人工頭脳。
隣の顔の恐いお兄さんは、ゲームの製作(?)。
管理人は、ちょっと違うかな?
でも、コンピュータ使って監視している。
地下に住むおじさんもちょっと違うかな?
でも、機械に詳しそう。
ちゃんとしてれば(?)、面白いアパートかも。
偶然とは言え、こんなに技術者(?)がいるのは
やっぱり変かもしれないですね。
何かあるのかな?

隣の恐い顔のお兄さんのゲーム。
凄いですね。
ゲームって言ってたから、ただの映像では無いですよね?
このゲームは、Hでしたが、
この技術を応用してゲーム作ったら、凄いだろうなぁ。
バーチャル・リアリティーですよ。

近所の親しいおじさんは人工頭脳を育ててる。
なんで、こんな人がここにいるんだろ、本当に?
どっかの研究室にいるのが普通のような…。

主人公の男の元に、中身の無い箱が何度も届きます。
これ、恐いですよね?
何で?と思いますよね。
自分に元に何度も同じ中身の無い箱が届き続けたら、
ちょっと精神的におかしくなりそうですね。
主人公の男も精神的になってましたね。
これが普通ですよね?

主人公の周りで変な出来事が起こります。
気味が悪いですね。
それぞれ違うのですが、ちゃんと共通点があるんですよね。
これには、全然気が付かなかったなぁ。
やられましたね。

主人公の男が最後にどうなるのか。
パソコンにちょっと詳しい人が、この映画を見ると、
ある人の言葉に、「まさか?」と気付くだろうなぁ。
私は気付きました…。

どうして、主人公の元に、箱が届いたのか?
どうして、主人公の周りに変な出来事が起こったのか?
最後に、謎が解かれます。
これには驚きました。こんな落ちだとは…。
でも、現実になりそうで、恐いです。
実際には、こうならないで欲しい…。

仕事やプライベートで、プログラムを作った事のある人が
この映画を見ると、ちょっと違った見方が出来るかもしれないですね。

映画「バッド・エデュケーション」2006/11/15 00:56

映画監督と元同級生で初恋の人である俳優の物語。

映画監督の下に元同級生と名乗る一人の男が現れた。
彼は、映画監督の初恋の人であり、俳優だった。
仕事が欲しい俳優は、自分が書いた脚本を映画監督に渡す。
その脚本は、映画監督と俳優の少年時代の出来事が書かれていた…。

同性愛の映画でしたね。
「えっ?」と思うシーンがあって驚きました…。

主人公の映画監督は、16年(?)ぶりに俳優と会いますが、
彼と付き合っていくうちに、本当に彼なのか?と疑うんですね。
そして、映画監督は彼について調べていくと…。
こういう、ちょっとしたミステリー(?)があるのは、
見てる自分も、こうじゃないか、あぁじゃないかと
考える事が出来て楽しいです。

最後に、全ての謎が分かるのですが…。
いやぁ、いつもながら、人間って恐いなぁ。

それにしても、やっぱり神父は恐いなぁ。
いろいろな欲望を抑えているから、
この人は、こうなっちゃったのかな?

神父達が子供達とあるスポーツをするシーンがあるのですが、
ちょっと変でしたね。
違和感あっていいですね。

人間って、こうも変わるものなんですかね?
脚本の中にいる、映画監督の初恋の人と、
現在(?)の姿では同じ人だとは思えないですね。
もっと芯のある人のように感じたんだけどなぁ。
いろいろあったんですねぇ…。

最初にも書きましたが、物語として面白かったです。
ちゃんと、山谷あって、良かったですよ。

映画「硝子の塔」2006/11/16 00:47

高層マンションに部屋を借りた女性編集者の物語。

1人の女性が高層マンションのベランダから落ちて死んだ。
自殺とされたが、住民は自殺と思っていなかった。
女性編集者が高層マンションの部屋を借りて住み始める事となった。
彼女は会う人達に亡くなった女性と似ていると言われ、
ある老人から、彼女が借りた部屋が
亡くなった女性が借りていた部屋だと知るのですが…。

昨日に引き続き、今日の映画もHシーンが多かったですね。
映画の3分の1ぐらいは
Hシーンだったんじゃないかというくらいの印象があります。
それにしても、シャローン・ストーンは頑張りますね。
というよりも、こういうシーンを演じるのが好きなのかな?

女性編集者が部屋借りる前に、
入室審査に合格した連絡を受けるのですが、
アメリカでは、入室審査というのがあるんですね。
知らなかったです。
日本でも入室審査しているんですかね?
世の中、物騒だから、入室審査している所もありそうだなぁ。

女性編集者は、ある老人と少しだけ話します。
その老人は、日本に行くと言っていましたね。
なんでだか分かりませんが、
外国人が日本という言葉を発すると変な気分ですね。
そう言えば、あの人も大阪って言っていたなぁ。
ちょっと日本贔屓してる?って事ないですよね?
その老人が可哀想な事になったのは残念でした…。
話が面白そうな人ですよね。

女性編集者の同僚はパワーがあっていいですね。
彼女がある男性の事を話すのですが、
その例え話が面白かったです。笑いました。
こんな人が近くにいたら、明るく過ごせそうですね。
ただし、静かに過ごせないですけど…。

女性編集者の前に2人の男性が現れます。
1人は、荷物を持つのを手伝ってくれた男性。
もう1人は、作家。
女性編集者は、どちらかと…。
その男性と付き合っていくうちに、
彼の秘密を教わるんですが。
なんだろね?
これは教えちゃって良かったのかな?
秘密にしておいた方が良かったのでは?
俺は違うけど、もし、そうだったら、他人には教えないです。
どういう心境なんだろ?
誰かと秘密を共有したかったのかな?

女性編集者が部屋を借りた高層マンションでは、
奇妙な出来事が次々起こっているそうでした。
その内の一つがベランダから落ちた女性。
彼女は自殺するような人では
無いと何人もの人達に言われてましたね。
その謎は最後に解かれるのですが、
どうして、こうなったのかは、
ある人の言った通りという事でいいんですよね?
最初の方で、彼女がベランダから誰かに突き落とされるので、
映画を見ている人には他殺だと分かるのですが、
やった人は、そうとう傷付いたんですね。
殺さなくてもいいとは思うんですけど、
実際に、やった人のように、自分もなってみないと
分からないかもしれないですね。

この映画のタイトル、
どうして、こういうタイトルなんだろうと不思議に思っていました。
別に、硝子ばりの塔が出てこないんですよね。
話が進むに連れて、やっと分かった時には、「へぇ~」。
なるほど、そうでしたか…。
こういうのが分かった時は、単純に嬉しいですね。

謎解き好きなので、この映画もそれなりに楽しめました。
最初の方にも書きましたが、ちょっとHシーンが多過ぎでしたが。
いやぁ、人間って、当然の事ですが、
いろんな事をする生き物なんですね。

映画「シリアナ」2006/11/18 01:59

イラン、油田に関わる人々の物語。

物語の内容が難しく、あまり理解しきれませんでした…。
イランが舞台という事なのでしょうか、
途中で、ホッと力を抜く事が出来ませんでした。
見終わって、やはり最後の方の衝撃映像で気分が…。
油田、石油ともなると、
こんな事が起こってもおかしくは無いかもしれませんね。

映画「スティーブン・キングの 死霊の牙」2006/11/18 09:34

町で起こった連続殺人事件の話。

ある満月の夜に男性が殺された。
そして、また満月の夜にも。
その殺され方は残酷で、
町の人々は狼男の仕業だと噂するが…。

スティーブン・キングの話なので、
恐いのかなと思っていたのですが、
あまり恐くありませんでした。
しいて言えば、死体がちょっと酷かったかなぁ。

この映画の主人公は姉弟で、
弟は足が動かないので、
当然ながら、車椅子を使っていますが、
車椅子が車椅子では無いです。
これは、もう免許が無いと乗れない乗り物のようです。
こんなのを作ってくれるおじさんが居て、いいですね。
子供の言う事を信じてくれる人ですし。

犠牲者が多数でた時の教会のシーンは、
ちょっと恐かったなぁ。
あんな風になったら、嫌ですね。
どうする事もできないですね、きっと。

最後のシーンは、弟の器用さが見えましたね。
いくらなんでも、もう一つの方になるなんて。
俺だったら、確実にするのになぁ。
凄い腕前です。

弟は足が動かないため、腕の力が相当ありそうです。
夜、部屋を抜け出します。
弟の部屋は2階です。
降りるのは少し楽かもしれないけど、
登るのは大丈夫なのかな?

この映画、ホラーというよりは、
姉弟の関係の方が強く見えるかもしれないです。
姉の最後の一言には、ジーンとしてしまいましたからね。
最後だけでなく、
ところどころ、姉弟のいい関係が見る事が出来て、
兄弟っていいなぁと思えますよ。

ただ恐いだけの映画じゃなかったので、良かったです。