映画「ヤクザVSマフィア」2006/12/21 00:53

無所帰りの男とヤクザの頭の男の物語。

無所帰りの男は職を求めて、港のある倉庫へ。
試しにという事で、その倉庫で半日働く事になった。
そこへ、日本のヤクザ達がやって来た。
すると、マフィアの奇襲が始まり、
倉庫内は、ヤクザとマフィアの戦いの場に。
無所帰りの男は倉庫に残っていて、
ヤクザの頭を助けてしまう…。

これは映画というよりはテレビ映画ですね。
テレ東の「午後のロードショー」で流されるような映画です。
でも、日本から、石橋凌、一色綾子が出演していて、
ちょっとVシネマみたいですね。

石橋凌のヤクザは、そんなに恐くなかったですね。
どちらかというと、頭脳戦が得意な人という印象です。
彼には恋人がいるのですが、
彼女を危険に合わせないために、
遠く離れて暮らしてるそうです。
ヤクザもつらいっすねぇ。
日本刀を持って、戦うシーンはカッコ良かったです。

無所帰りの男は、倉庫でヤクザとマフィアが
殺し合いしているところを逃げずに、
ヤクザを助けるんですよ。
ちょっと不自然な感じを持ちましたら、
ちゃんと理由がありました。
「なるほどね」という感じです。

ヤクザ達の攻撃は凄いですね。
1人1人やっていくのですが、
吊るすのは、ちょっと残酷かもなぁ。
あとは正常?でした。
これには黙っていられないマフィアも仕返しします。
こっちは、それほど凄くなかったというか…。
なんで、いいシーンなのに…。
もったいないなぁ…。

ヤクザ達が配達する車の中で、
ある曲を流して、歌っていました。
このシーンは驚きました。
なんで、この曲が流れるの?と。
でも、この曲ならば、
日本語がちょっと苦手な日系の人でも
サビ?の部分は、歌えますよね。
懐かしいです。

最後は、無所帰りの男とヤクザの頭がマフィアに攻撃。
このシーンは、ちょっと物足りなかったなぁ。
ちょっと残念。
でも、無所帰りの男に抱えられている女性には驚かされました。
いったい、いつの間に?

この映画の原題は確か「AMERICAN YAKUZA」だったと思います。
邦題は、「ヤクザVSマフィア」。
映画を見た後の感じでは、原題の方が、
この映画の内容を表していました。
ヤクザ中心の映画でしたね。
初心者の私には、この映画のレベルで良かったかもしれません。
もっと恐いヤクザ映画じゃなくて良かったです。
それにしても、堅い絆を持つという事は、カッコイイですよね。