映画「ベリー・バッド・ウェディング」2006/01/01 15:57


事故で女性を殺した男5人の物語。

友人5人の中の1人が結婚する事になり、
その前に、ラスベガスで独身最後のパーティーをします。
そのパーティーに女性を招き、1人の男が女性と楽しむのですが、
事故で女性を殺してしまいます。
この後、自業自得で、彼ら5人に次々と悪い事が起きます。
その悪い事の数々がもう酷いですね。
こんな事を繰り返していいのかと思いました。
嘘つくと、その嘘を隠すためにまた嘘をつくと同じですね。


5人の中で悪の道へと、他の4人を誘導します。
こいつは口がうまいですね。
顔も悪人顔してますし。
何か裏で悪い事をしていそうで怖いですね。
良くこんな考えの人と付き合えるなぁ。
どこで知り合ったのか不思議でした。
結婚相手の女性は、この人について悪い印象を持っていました。
この女性は人を見る目ありますね。凄いですね。
見る人が見ると悪い人かどうか解るんですね。


結婚する男が神に誓いを述べていました。
こんな事をして、自分達を正当化してましたが、
救いようがないですね。


ある女性が男と闘うシーンがあるのですが、
このシーンの女性が凄かったです。
とくに「蹴り」がいいです。


最後のシーンは、
自分の現実だったらと抜け出したいと思いました。
ブラックユーモアですね。
こういうユーモアは、私には笑えないです。逆に怖くなります。


この映画は、タイトル通りでしたね。
後味が本当に悪かったです。
明るいコメディだと思って見たのですが、
途中から変な方向に行ってしまって、
ちょっと残念な気持ちになってしまいました。
悪い事をすると、
幸せにはなれないよという良い教訓があった映画でした。

映画「-less」2006/01/01 18:00


ある家族に起こった悲劇。

クリスマスの夜、家族(父、母、姉、弟)と姉のボーイフレンドが
高速を使わずに裏道を使って、
母親のお母さんの家に向かいます。
父親がうっかりしていたために、
対向車とぶつかりそうになります。
父親、可哀想です。一人だけ起きて運転。
他は皆、寝てるという帰省ラッシュの車の中と同じ状態でした。
助手席に乗っている人は、
運転手の「助手」なのに寝てるんですよね…。


なんとか対向車とぶつかるのを避けたのですが、
道から反れてしまい、
車、人、街も何もない道を走り続ける事になってしまいました。
あるのは、ある標識だけ。
何も無い夜の道を走るのは、怖いですね。
このシーンだけでも怖かったです。
闇って、やっぱり怖いです。


途中、白いドレスを着た、何かを抱えている女性を見つけ、車に乗せます。
その時に、姉が一人だけ降りるのですが…。
こういう時は、もう一人誰か降りるもんじゃないですかねぇ。
何も起こらせないために。ボーイフレンドも降りないですし。
このシーンは、ちょっと不自然で、なぜ?と思ったのですが、
謎とかかわっていると今思うと納得(?)出来ます。深読みかな…。


いろいろな出来事が起こり、だんだんと登場人物達がおかしくなります。
人って、こんな感じで変になっていくんでしょうか…。
父親が娘を殴り、娘がぐったりした姿を見て、
我に返り、謝っている姿が痛々しかったです。


残酷なシーンもあるのですが、ちょっとだけしか見せません。
私は、見せない分、想像してしまって、
気持ち悪く、その映像が頭に残ってしまいました。
特に母親のシーンは気持ち悪かったです。


何も解明されずに終ったら、どうしようかと思っちゃいましたが、
最後に全ての謎が解けたので、スッキリしました。
このような出来事は避けたい事です。気を付けたいですね。

映画「ランダウン」2006/01/01 22:20


回収屋の男がジャングルを仕切っている悪者と対決する物語。


回収屋の男は、危険な世界にいるにも係わらず、
銃を持たないという珍しい男です。
男は確かに強いですが、
いざという時の為にも持っていた方がと思う反面、
カッコイイポリシーを持っているなぁとも思いました。
彼曰く、銃は人を変えるからだそうです。
確かにそうですよね、きっと。


回収屋はある組織に仕事を依頼されています。
男には、ある夢があり、自由にしてもらう約束で最後の仕事をします。
この夢が、ちょっとこの男からは想像もつかない意外な夢でした。
夢を持っているなんていいですねぇ。


最後の仕事は、アマゾンに行っている組織のボスの息子を連れてくる事。
ただ、その息子は、アマゾンを仕切っている悪者に目を付けられていて、
簡単には戻す事が出来ないという事でした。
そして、回収屋は飛行機でアマゾンへ。
回収屋は、息子を見つけ出し、捕まえて、
飛行機の元へと行こうとするのですが、息子の妨害でジャングルへ。
そのジャングルでの二人のやりとりは面白かったです。
いいコンビです。その二人に新たな生物が現れるのですが、
このシーンが特に面白かったです。
「ハメハメ パコパコ」という言葉が印象に残りました。


悪者が部下に命令する時に、比喩表現を使っていました。
私の勝手な思い込みなのかもしれませんが、
悪者の方々は比喩表現が好きみたいですね。
どうしてなんでしょう。私は、比喩表現が解らない時があります。
悪者の部下も通訳を介してなので、
解っているのか、解っていないのか、変な表情してましたね。
直接、解りやすく、ズバッと言った方がいいのになぁと思う時があります。
なんで比喩表現、使いたいんだろう。


回収屋とボスの息子は、ある集団と出会います。
そして、ボスの息子の策略で、回収屋と集団の男が戦う事になります。
その時に回収屋と戦った男がパンチを連打していました。
まるで、北斗神拳でした。カッコ良かったです。
その戦いも集団のリーダーによって止まりました。
その後、回収屋と戦った男がお守りを回収屋に渡します。
戦った後の友情。なんだかいいですねぇ。いいシーンでした。


ボスの息子が探しているものを取りに、
回収屋と集団のリーダーが同行します。そして…。
洞窟のシーンはハラハラドキドキしました。
また、ボスの息子の分析力の速さに驚きました。


回収屋とボスの息子が旅立つ前に、
集団のリーダーがある果物を二人に渡します。
それを食べた二人は…。
こんな食べ物あるの?こんな感じに本当になるの?と思いました。
ちょっと怖いですねぇ。一回は食べてみたいかもしれないです。


回収屋とボスの息子が悪者に戦いを挑みます。
と、その前に、回収屋を連れてきた
飛行機のパイロットのパフォーマンスがありました。
このパイロット、いいです。ちょっと変ですが、面白いです。
いいキャラだなぁと思いました。
戦闘開始で、突撃する方々の迫力にも驚きました。


こういう映画は、安心して見れるのでいいですね。
見た後は、気持ちがとても良かったです。
笑いあり、涙あり、冒険あり、友情ありといろいろ入っていて、
エンターティメントでした。面白かったです。