映画・DVD「墨攻」2007/12/19 00:18

戦わずに守り抜いて勝利する策を教える男の物語。

ある国に攻撃されるのを知り、
守り抜く策を教える者を呼んだのだが、
その者はたった1人で来た。
彼は、目の前で、敵の1人に矢を放ち、
攻防戦が開始される事となるのですが…。

戦わずに守り抜いて勝利するなんて出来るんだろうか?と思いました。
確かに、相手の攻撃の仕方にもよりますよね?
それとも、どんな攻撃でも大丈夫なんでしょうか?

戦わずに守り抜く策を教える男は1人で来て、
国が頼んだ証の物を持っていませんでした。
「偽者ではないか?」との声がありましたが、
もし偽者ならば、なぜ彼は来たんですかね?
信頼されたら、裏切るのかな?
しかし、後で、何故1人で来たかが分かるのですが…。
なんとなく分かるかもしれないですね。
この国の王に問題ありかもしれないですからね。

策を教える男は、敵に対して、矢を放ちます。
矢自体がどんな物かを知らないと、
こんな事は出来ない事ですよね。
さすがです。

策を教える男に用意された寝床は…。
女の人も言っていたけど、
頼んだ人に、この扱いはないんじゃないかね?
でも、男は感謝してましたね。
出来る人は違うなぁ。

弓対決。
若君はなんでも1番になりたいみたいですね。
決着は、どうなんでしょう?
あんなに矢が刺さっていたら、
どうなるか分かるんじゃないかなぁ。
違うのかなぁ。

策を教える男より、七日間で、壁を作る事を提案。
確かに大きな壁を短期間で作られたら、驚くだろうな。
策を教える男が心理戦でもあると言ってましたが、
そうかもしれないですね。

戦いが始まる前に、逃げ出す人達もいて、
その中には、赤ん坊を抱いてる人も。
逃げる途中に兵隊の行進に遭遇。
赤ん坊が泣き、なかなか止まない。
すると、一人の男が…。
これは、ちょっと嫌ですなぁ。

攻撃前に、敵の将軍と策を教える男が小山の上で模擬戦。
こんな事やるんですね。
これで、お互いの事が分かりますね。
もしかして、ここで決着がつく場合もあるのかな?

敵がいよいよ攻撃開始。
守る方はよく考えてるね。
敵が火のついた矢を放つと分かってたんだね。
攻防戦のシーンは迫力ありました。
もう見入っちゃいました。
前準備って、大切だなぁ。
最後に、弓対決の人が矢を放ち…のシーンは、
ちょっと笑っちゃいましたね。

策を教える男をいい風に思っていない人達もいて、
彼らは、とんでもない事をしようとしましたね。
策を教える男を殺したからって、
どうなる訳でもないのにね。

策を教える男と騎馬隊の女の人。
いい仲になりそうな感じですね。
2人で敵陣を偵察するのですが…。
こんな事して、大丈夫なんだろうか?
俺には、こんな事出来ないです…。

敵が2回目の攻撃を仕掛けましたね。
今度は、ちょっと汚いなぁ。
こんな事をしてまでも、勝ちたいんだね。

いい結果を残してる策を教える男を
王までも変な風に見るように。
そのため、起きなくてもいい事が
次々と起きてしまい…。
んー、策を教える男が嫌ならば、
単純に追い出せばいいのにね。
そんな事もせず、違う事をしてしまい…。
これは、本当に酷いね。
その犠牲者に、ある人もいて、
何やってんだよって感じです。

自分の事しか考えていない王が他の人に対して、
「自分の事しか考えてないのか」というような事を言ってましたね。
「その言葉、そっくり、そのまま返したる」って思いましたよ。
こいつも悪いけど、
たぶん、側近のじじいが悪いんだろうな。
こいつ、決め付けてるし。

騎馬隊の女の人も言い過ぎてしまったために、
捕まってしまい、静かにされちゃいましたね。
これも酷かったな。
なんか、国内になった途端に酷い事が多くなったなぁ。

騎馬隊の女の人が処刑されようとする時、
敵が攻撃を仕掛けます。
皆、運がいいね。
しかし、策を教える男がいないとなると、
こうも違うのかという有様でしたね。

小さな妹を隠す少女。
少女が逃げようとすると…。
はぁ、ここまでしますか。
本当に争いって醜いね。

最後の戦いは、
策を教える男と敵の将軍の2人だけで、話をする事に。
策を教える男が上手い事言うんですよね。
さすが、戦わずに勝つ策を教える男。
その間に、ある事が起きて…。
これ、凄いね。
ここまで飛ぶんだね。
結局は、策を教える男から何か言われたんだろうな。
本当に、策を教える男がいなくなったら、この国、どうなんだ?

策を教える男は、騎馬隊の女の人を探します。
男、不自然な行動するんだよなぁ。
見てる方は、分かっているからかもしれないんだけど、
「なぜ、そうしない?」って何度も思う。
そして…。

王の笑み、気持ち悪いね。
こいつが、本当はやられなきゃいけないんじゃないの?
そう思っていたら、
最後の文章で納得。
ちょっとスッキリしました。

悲しいですね。
犠牲者が多過ぎです。
現代では、こんな事は起こって欲しくないですね。
しかし、戦いのシーンはやっぱり面白いですね。
ちょっと違った戦い方なので、ジーっと見てしまいました。
大人数で迫力もあり、
これも大画面で見たら、違うんだろうなぁと思いました。

この映画は、日本のコミックが原作らしいですね。
全然、知らなかったです…。