映画「ホステージ」2007/01/14 11:11

交渉人だった警察署長の物語。

交渉を失敗した男は警察署長になっていた。
ある金持ちの屋敷に青年3人が入り、
その家の父親、娘、息子が人質に。
男は現場を上に引継ぎ、
家族の待つ家へと帰ろうとしたのですが、
自分の家族がある組織に人質とされていた…。

最初の交渉失敗のシーンは見ていて、とても辛かったです。
やっぱり子供を助ける事が出来なかったというのは、
とても大きなショックを与えてしまいますよね。
でも、どうして、犯人の男は家族まで巻き込むんでしょうね?
そして、なぜ、実行する前に、神に許しを得ようとするんでしょうか?
そんな気持ちがあるならば、最初からやらなきゃいいのに…。
人間って勝手な生き物ですね。

青年3人の内の2人は兄弟で、残りの一人が曲者でしたね。
考えてる事が、どこか別の世界に行ってましたね。
そして、思い込みが激しいです。
今、思い返してみると、強盗に入った2人の兄弟も運が悪かったですね。
こんな危ない奴と出会ってしまうなんて。
でも、拒む事も出来たのだから、やっぱり自業自得なんですよね。
人の出会いで、こうなってしまうのは、なんとも悲しい事です。

主人公の男は、交渉を失敗してから、
交渉人は止めて、町の警察署長になってました。
その男が、この事件をきっかけに復帰する姿に、
見ているこっちにも、力をもらった感じがしました。
一度、大きな失敗をした事をもう一度挑戦する事は、
本当に大きな力が必要ですからね。

強盗に入られた金持ちの家族の息子がよく頑張ってましたね。
とても勇敢で賢い子でした。
ちゃんと状況も把握して、行動していました。
自然と、この男の子を応援していました。

3人の青年達は、金持ちの家から脱出しようと、
ヘリを要求していましたが、
こんな事していても、逃げ切るのは難しいですよね?
たぶん、どこかで捕まるのが落ちですよね。
それとも逃げ切る事が出来るのかな?

最後には、ちょっと驚きました。
最初、「えっ?」と思ったのですが、
だんだんと状況が分かってきて納得しました。

青年3人に強盗に入られた金持ちの家族、
主人公の家族が無事に助かるのかどうか、
ハラハラしながら見る事が出来て、楽しめました。
主人公の男と少年の行動から力をもらいました。

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